厳しい暑さ忘れ 妙高市 親子ら「つかみ取り」に夢中 万内川砂防公園サマーフェス

大勢が参加したつかみ取り

妙高市西野谷の万内川砂防公園で11日、第20回サマーフェスティバル(同実行委員会主催)が行われた。厳しい暑さの中を親子連れらが大勢来場し、「ニジマスのつかみどり」などのさまざまな催しを楽しんだ。

お盆の時期恒例のイベントは20回の節目を迎えた。コロナ禍による中止があり、昨年から復活。丸山耕市実行委員長(69)は「遠くからも来られる。楽しんでほしい」と話し、盛況を喜んだ。

今回は、登録有形文化財めぐりツアー、紙芝居、砂防クイズ、昔遊びゲーム、ニジマスのつかみ取り、屋台村などを企画。猛暑対策としてミストシャワーなどを準備した。

メインのつかみ取りには、491人が申し込んだ。川をせき止めた会場に約1200匹が放たれた。魚は暑さで若干元気がなかったが、参加者は張り切って魚影を追った。制限時間内に捕まえられなかった人にも、1匹ずつプレゼントされた。

帰省中のめい2人を含む家族6人で来訪、参加した同市斐太地区の女性(41)は「毎年楽しみにしている。めいも初めて、一緒に参加できて良かった」と笑顔で話した。

ニジマスを捕まえた家族連れ

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