夏休み中の子どもたちがものづくりの魅力に触れる体験教室がこのほど、滋賀県近江八幡市西庄町の八幡工業高校で開かれた。竜王町内の小学生15人が、同高の教員や生徒らに手ほどきを受けながらLEDランプを使った光るプレート作りに挑戦した。
児童たちは、LEDを点灯させる回路の組み立て、回路を入れる箱の製作、レジン(樹脂)を使った飾り作りの工程を体験。点灯回路の組み立てでは、真剣な表情で部品のはんだ付けに取り組んだ。
児童たちは「難しそうなことが意外と簡単にできた」「はんだごては初めて体験したので覚えておきたい」と笑顔で、同高2年の男子生徒(16)は「普段は人に教える機会がないので新鮮だった。ものづくりに興味を持ってくれたらうれしい」と話した。