現在X（旧Twitter）ではバーミンガム・シティの罰金リストと思われる真偽不明の選手行動規範が流出して話題となっている。
バーミンガムは今夏から日本代表MF三好康児が加入し、イングランド2部でプレミアリーグ昇格を目指している。
今夏ドルトムントからレアル・マドリーへユーロで移籍したイングランドMFジュード・ベリンガムはバーミンガム・シティでキャリアを始めた。
そんなバーミンガム・シティの選手行動規範と思われる流出したリストの内容が独特で面白い。以下日本語訳した内容全文を掲載する。
選手規則および行動規範
フィールド外クラブ規律規則
※1ポンド＝183.94円（12日午後2時現在）
時間厳守
セッション（ジム、理学療法、トレーニング、ミーティング、またはフットボールスタッフが指示するその他の約束を含む）に遅刻した選手
罰金250ポンド（4万5985円）
受付から入場して、受付のスタッフに「おはようございます」とあいさつする
（あいさつがなかった場合）罰金250ポンド（4万5985円）
服装
チームコーチによる移動中、チームミーティング中、ホテルの会食堂では、クラブウェアを着用しなければならない
正しいキットを着用していない場合は罰金200ポンド（3万6788円）
トレーニング場周辺にキットを放置してはならない
1点につき罰金20ポンド（3678円）
更衣室やシャワールームに下着を含むキットを放置してはならない
罰金100ポンド（1万8394円）
飲酒に対する団体罰金
1人につき罰金50ポンド（9197円）
トレーニング中や試合中にアクセサリーを身につけてはいけない
罰金100ポンド（1万8394円）
身体的パフォーマンス
トレーニングに備え、GPSを着用しなければならない
紛失の場合はン罰金100ポンド（1万8394円）
トレーニング時に心拍計を着用しなければならない
不足の場合は罰金100ポンド（1万8394円）
全選手が午前10時までに朝の健康状態チェック表に記入しなければならない
未記入の場合は罰金100ポンド（1万8394円）
指示された時間までに水分補給テストのサンプルを提供しなければならない
提供されない場合、罰金100ポンド（1万8394円）
GPS/HRモニターを個人用の整理棚に戻さなければならない
その日の最終セッション終了30分後までに未返却の場合は罰金100ポンド（1万8394円）
食堂
コップ、皿、カトラリー（スプーン、フォーク、ナイフ）を食堂に放置してはならない
放置1点につき罰金20ポンド（3678円）
更衣室
更衣室の床に嗅ぎタバコを放置してはならない
罰金50ポンド（9197円）
理学療法部
選手は携帯電話を医務室に持ち込んではならない
罰金100ポンド（1万8394円）
医務室またはジムに温かい飲み物や食べ物を持ち込んではならない
罰金100ポンド（1万8394円）
選手はすべての医療器具を医務室に返却しなければならない
未返却の医療器具には1日につき罰金100ポンド（1万8394円）
負傷した選手は、メディカルスタッフから別段の指示がない限り、午前8時30分までに報告しなければならない
トレーニングセッションを欠席するほどの負傷の報告を怠った場合、例えば土曜日に負傷し、日曜日のオフが終わるまでに報告せず、月曜日のトレーニングに参加できなかった場合は罰金500ポンド（9万1971円）
試合日／遠征
キックオフ90分前からの更衣室での電話禁止（音楽は例外）
罰金250ポンド（4万5985円）
食事時、着席後30分間は電話禁止
罰金100ポンド（1万8394円）
ミーティングへの遅刻
罰金500ポンド（9万1971円）
ホームの試合日に遅刻した場合
罰金3,000ポンド（55万1826円）
支払い条件
すべての罰金は、事案が発生した週の金曜日に罰金の管理スタッフに支払わなければならない。
未納の罰金は2倍になる。未納の場合は給与天引きとなる。
すべての罰金は管理スタッフの裁量による。
「おはようございます」とスタッフにあいさつがなかった場合は、罰金250ポンド（4万5985円）が必要になるなどかなりマナーに厳しい内容だ。
他にも嗅ぎタバコの放置に関する規則など日本では考えにくい内容もあって興味深い。
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三好やベリンガムはこのルールに基づいてクラブで過ごしていたようだ。リストの流出についてバーミンガム・シティからの反応は確認できていない。
