夜ドラに蒔田彩珠と高石あかり、悩む友を参考にした役柄とは

夜ドラ『わたしの一番最悪なともだち』(NHK・8月21日スタート)の第1週4話分の試写会と合同取材会が8月7日、「NHK大阪放送局」(大阪市中央区)にて開催。主演の蒔田彩珠とその幼馴染を演じる髙石あかりが作品について語った。

夜ドラ『わたしの一番最悪なともだち』主演の蒔田彩珠(左)とその幼馴染を演じる髙石あかり(8月7日・NHK大阪放送局)

同作は、就職活動で苦戦する笠松ほたる(蒔田彩珠)が、周りで中心的存在の鍵谷美晴(髙石あかり)のキャラを装い入社試験に臨み社会に飛び出す、瑞々しい青春ドラマ。第1週では、ほたるの悶々とした日常が中心に描かれた。

ちょうどこの日21歳を迎えた蒔田は、同級生らが就活中ということもあり、「友だちがちょうど悩んでるので、話を聞きながら参考にしつつ。ひとつ上のお兄ちゃんが昨年就活だったので、それも参考にしつつ」と、リアルな声を聞きながら役作りをおこなったという。

一方の高石は、「就活は個人差がすごいものなんだと(台本を)読んでいても分かる」とコメント。「でも、就活を通して自分を知ることができたり、新たな自分を見つけられたり、自分と向き合える。怖くて大変な場でもあるけれど乗り越えた先に何かある、とこの作品を通して感じられた」と真剣な表情で続けた。

和気あいあいと仲の良い様子で話す蒔田彩珠(左)と髙石あかり(8月7日・NHK大阪放送局)

ちなみに憧れの職業を聞かれると、高石は「昔から子どもが大好きなので保育園とか、子どもと触れ合える場には今も興味があります」と、現役就活生と同世代の若者らしくポジティブな笑顔でコメント。

蒔田は、「やってみたい仕事はドッグトレーナー。犬が大好きなので、警察犬や盲導犬のトレーナーになりたいって本気で考えたこともあった」と、具体的な回答で報道陣を驚かせた。

同ドラマは月〜木曜の夜10時45分から15分の放送。8月21日スタートで、8週連続となる。

取材・文・写真/上地智

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