城下町大野の夏を彩る「第56回おおの城まつり」は8月13～16日、福井県の大野市街地一帯で開かれる。目玉の「越前おおのおどり」や花火大会など多彩な催しがある。
13日午前9時から奥越太鼓保存会による太鼓流し打ちが市内を巡り、まつりの幕開けを告げる。同日午後7時半からは真名川憩いの島で「おおの城まつり大花火大会」（福井新聞社共催）がある。1尺玉を例年より多く打ち上げるなど約2500発の花火が大野の夜空を焦がす。台風接近の影響が予想されることから実施の可否は、同日午後3時に最終決定する。
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メインの「越前おおのおどり」は15、16日の午後7時から同9時半まで六間通りを舞台に実施。大野音頭や神子踊り、しっちょいな節、御前踊りで市民が踊りの輪をつくる。午後8時台には、楽しそうに踊る参加者を「踊達者（おどりすと）」に認定し記念品を贈る取り組みもある。実施の可否は雨風の状況を確認して判断する。
結ステーションなどでは両日、子どもが楽しめるウォータースライダー、ブラックライトペイント（ともに午後1時～同8時）がある。キッチンカーや全国のB級グルメなど30店舗以上が軒を並べるフードパークが行われる予定だったが、台風接近の影響で中止になった。
問い合わせは、まつり実行委員会（大野商工会議所）＝電話0779（66）1230。大花火大会の実施可否は音声案内＝電話050（3665）9647（13日午前10時～午後8時＝延期時は14日も実施）で確認できる。
