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第44回北信越国民体育大会は8月12日、新潟市でサッカーを行った。成年男子は代表決定戦で長野を下し、2年連続の本大会出場を決めた。少年女子は準決勝で石川に4-0で快勝し、13日の決勝に駒を進めた。
◆和田翔琉(新潟経営大)汚名返上のゴール、「素直にうれしい」・成年男子
同点のゴールを許したDFが、汚名返上の活躍を見せた。サッカー成年男子は、代表決定戦で長野に3-2で勝利。勝ち越しとなる2点目を挙げた和田翔琉(新潟経営大)は「素直にうれしい」と喜んだ。
新潟経営大とJAPANサッカーカレッジの選抜チームで挑んだ。前半16分に先制したが、32分、和田は背後から飛び込んできた選手にヘディングシュートを許し、同点とされた。
後半開始直後には、ロングスローから和田の前にボールが転がってきたが、ゴールを奪えなかった。それでも「絶対に自分の下にこぼれてくる」とチャンスを待っていた。5分、同じくロングスローからのこぼれ球に、右足を豪快に振り抜き、2-1とした。その後は1点ずつ取り合って勝利した。
昨年はメンバー入りできなかった4年生。悔しさをばねにし、本国体の出場をつかんだ。「優勝を狙う。早く全国の舞台で試合がしたい」と意気込んだ。
(運動部・山崎祥吾、写真も)