パリ・サンジェルマン(PSG)は12日、バルセロナのフランス代表FWウスマーヌ・デンベレ(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。
契約期間は2028年夏までの5年間。背番号は「23」に決定した。
フランス『レキップ』によれば、移籍金は5000万ユーロ(約79億4000万円)とのこと。ただ、12日に行われる開幕戦のロリアン戦には出場できない。
デンベレはスタッド・レンヌの下部組織で育ち、2015年10月にファーストチームに昇格。2016年7月に才能を買われてドルトムントへと完全移籍。2017年8月にバルセロナへと完全移籍で加入した。
類い稀なる才能は大きな評価を得た一方で、度重なるケガにより信頼を大きく失った時期も。ただ、万全の状態では大きな違いを見せていた。
バルセロナでは6シーズンを過ごし、公式戦185試合で40ゴール43アシストを記録。左右のウイングだけでなく、一時期は中央でもプレーしていた。
今シーズンもバルセロナでのプレーが見込まれた中、プレシーズンの終盤にPSG行きを希望することに。アタッカーの補強が必要だったPSGもデンベレの獲得に動き、見事に契約に漕ぎ着けた。
デンベレはクラブを通じてコメントしている。
「パリ・サンジェルマンに加入できてとてもうれしいし、新しいカラーでプレーしたいと思っている」
「僕はここで成長し続け、すべてのクラブを愛する人たちに誇りを持ってもらいたいと願っている」
