道路脇のEV充電スタンドで指針 普及と事故防止へ国交省

道路脇に設置する充電スタンドのイメージ

 国土交通省は、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)の充電スタンドを公道に設ける際の指針をつくった。車道脇のスペースを活用。長く駐停車しないよう急速充電に対応した機器を歩行者、自転車などの通行に支障がない形で設置する。事故を防ぎながら、EV車普及の環境を整える。

 政府は、遅くとも2030年までに一般開放する公共用急速充電スタンド3万基を含め、充電スタンド15万基を整備する目標を設定。ガソリンスタンド並みの利便性実現を目指している。

 道の駅や商業施設の駐車場などでは整備が進んでいるが、指針は「都市部などは道路エリアに設置することも想定される」とした。

© 一般社団法人共同通信社