神戸、川崎に4年ぶり勝利 大迫がFK弾、首位キープ

ヴィッセル神戸のエンブレム

 明治安田J1リーグ第23節第1日の12日、ヴィッセル神戸は敵地の等々力陸上競技場(川崎市)で川崎フロンターレと対戦し、1-0でリーグ戦3試合ぶりの白星を挙げ、首位をキープした。対川崎戦では2019年9月以来、8試合ぶりの勝利となった。

 元日本代表DF酒井が先発復帰した神戸は、4試合ぶりに先制点を奪った。

 前半34分、元日本代表FW大迫がセンターサークル付近の自陣からボールを前へ送り、カウンター開始。左サイドで受けたジェアンパトリッキがドリブルで駆け上がると、ペナルティーエリア手前で倒され、川崎の大南が一発退場となった。同39分、FKに挑んだのは大迫。ペナルティーエリア手前左から右足を振りぬくと、相手の壁を越え、ゴール左上を突いた。

 後半18分、大迫が脚を痛めてベンチに下がり、汰木(ゆるき)がピッチへ。終盤、数的不利の川崎はシュートを繰り返し、同32分にはサイドからの折り返しに脇坂が合わせたが、ゴールは奪えなかった。

 最終盤には神戸のジェアンパトリッキがGKと1対1になる決定機を迎えたが、シュートは阻まれた。

© 株式会社神戸新聞社