【新日本】内藤がオスプレイとの死闘を制して『G1』優勝決定戦に進出!「オカダを倒して、両国のリングのど真ん中でまた大声で叫びますよ」

新日本プロレスは8月12日(土)、両国国技館2連戦の初日『G1 CLIMAX33』を開催。準決勝で内藤哲也とウィル・オスプレイが激突した。

準々決勝でヒクレオを破った内藤は「対戦相手が誰だろうと関係ないよ。俺自身が目一杯楽しんで、そして最高の結果を掴みますよ」と2017年ぶりの優勝を狙っている。

そして、対するオスプレイはデビッド・フィンレーに勝利し「リョーゴクで行われるシングル戦で、俺は1回しか負けたことがない。俺にとって初めてだったKUSHIDAとの試合だけだ。記録を調べてみればいい。それ以降、ホームであるリョーゴクでのシングル対決では、毎回俺が勝るんだ」と語っていた。

試合はまさに死闘となり、オスプレイと内藤がお互いの技をフルに出して、両者ともあと一歩というところで勝負が決まらず、オスプレイが狙ったストームブレーカーを内藤がデスティーノで切り返す。そしてカウンターのデスティーノを放ち、さらにデスティーノで試合を決めた。

勝利してマイクを持った内藤は「明日行われる優勝決定戦、オカダなのか、それとも内藤なのか?その答えはもちろん、トランキーロ!あっせんなよ!」としつつ、最後は「デ・ハ・ポン!」で大会を締めた。

バックステージで内藤は「やっぱり『G1 CLIMAX』めちゃめちゃやりがいがあるよ。プロレスラーとしてこんなに充実した日々、改めてレスラーに、新日本プロレスのレスラーになって良かったなって思いましたよ。まあでもまだゴールじゃないんでね。まだ明日、優勝決定戦が残っているからね。対戦相手はオカダ、申し分ないね。オカダを倒して、両国のリングのど真ん中でまた大声で叫びますよ。皆さま、ノドの調子を良くした上で、明日両国国技館に、テレビの前にお集まりください」とコメントした。

明日の優勝決定戦ではオカダが史上初の3連覇なるか、もしくは内藤が2017年以来、3度目の優勝となるのか。どちらにしても注目の一戦となることは間違いない。

ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 33
日時:2023年8月12日(土) 17:00開始
会場:東京・両国国技館

第8試合 時間無制限1本勝負
『G1 CLIMAX 33』準決勝
○内藤 哲也
vs
●ウィル・オスプレイ
29分58秒 デスティーノ→エビ固め
※内藤が優勝決定戦進出

〈写真提供:新日本プロレス〉

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