久米島のスーパー、コンビニで冷蔵庫が故障 乳製品などの販売が困難に 台風6号の停電が影響

 【久米島】台風6号によるフェリー欠航で食料品が不足していた沖縄県久米島町内で、台風接近中の度重なる停電で一部店舗の冷蔵庫が故障している。冷蔵庫の故障があるのは12日現在、同町謝名堂のAコープ久米島店とファミリーマート久米島イーフビーチ前店。フェリー運航が再開され、食料品の入荷が戻りつつある中、飲料水や乳製品など冷蔵品の販売に困難が生じている。

 島内で最も利用が多いAコープ久米島店は、ドリンク売り場など、全体の半分ほどの冷蔵庫が使用できなくなっている。

 島袋義則店長は「肉や魚売り場、バックヤードは問題ない。ドリンクはバックヤードで保存し、少しずつ店に出している。修理に必要な部品を発注しているところだ。今月末のお盆までには直したい」と話した。

 ファミリーマート久米島イーフビーチ前店は11日に修理して全体の8割は復旧したが、残りは部品交換が必要という。

 同店は13日午後から、修理できた冷蔵庫で冷蔵商品を販売する予定だ。

 (岩崎みどり)

© 株式会社琉球新報社