表面が汚れたり剥がれてしまった物や、いまひとつパッとしない収納アイテムなどはありませんか?
100円ショップの「DAISO(ダイソー)」で手に入る「mt リメイクシート」は、マスキングテープのような使い心地で、貼りやすく剥がしやすいのが特長です。
リメイクシートを使って、空間やアイテムのイメージを簡単に変えるアイデアを紹介します!
【ダイソー】mtリメイクシート/330円(税込)
「mt」は、商品を製造する「カモ井加工紙株式会社」が2008年に立ち上げた、雑貨用マスキングテープのブランド名です。
今回はダイソー公式サイトで手に入るうち、8種類の柄を購入。
ベーシックなカゴ風、ツイード風、モノトーン、ボタニカルのほか、ブランドとのコラボレーション柄も多数。
もしも目当ての柄があるならば、ダイソーネットストアのほうが確実に入手できますよ。
リメイクシートはくるくると、ゆるく巻かれた状態で梱包されています。
パッケージの裏面に「使用上の注意」が。
表面は多少の撥水性がありますが、「常時水のかかるところ、コンロなど下記の近く」は使用不可。
長期間の貼り付けよりも、一時的な模様替えでの使用に向いているとのことです。
取り出して広げてみると、かなり大きく感じました。
サイズは「90×27cm」、梱包時の10倍ほどの長さになります。
剥がしてみるとシートにはしっかり厚みがあり、裏紙が薄めという印象。
シート裏面には、罫線と、使用方法が薄く印刷されています。便利ですね。
最初は気づきにくいのですが、剥離紙の中央には切り込みのスリットが入っていました。
貼り付けるときに、ここをつまめば途中からでもラクに剥がすことができます。
粘着力や貼りやすさはどんな感じ?100均のトレイで検証
実際に、家の中のいろんな物や場所に貼ってみた様子をレポートします。
まずはパッケージ写真でも印象的だった、トレイのリメイクに挑戦。
ちょうど子どもが工作遊びをするときに使っていた、100均のメラミン素材のトレイが家にありました。
表面にペンやボンドの汚れが少し付いています。
まずは好みの柄のリメイクシートを選び、貼りたい面に裏向きで当ててみます。
定規で長さを測って、ペンで線を引きました。
あとは線をなぞるようにカットするだけ。
裏の紙を剥いで角を合わせ、貼り付けていきます。粘着力は強く、剥離紙のほうがむしろ破れやすいです。
やり直したいときはゆっくり剥がして再挑戦。
端を決めたらあとは無理に力を込めず「仮置き」程度にしておき、真ん中から外側に向けて押して圧着していくのが成功のコツです。
中に気泡が入らないように注意しましょう。
均等に力を加えるため、ヘラや、丸めたやわらかい布などの道具を使うのもおすすめです。
トレイは比較的簡単な形だったので5分で完成!
使ったのは、リサ・ラーソンの「森の中のハリネズミ」柄です。
シンプルで男前な木目調だったのが、ガラリとポップなトレイに変わりました。
印象をパッと変えたい、こんなところにも
続いては、収納ケースの引き出しをリメイク。
服の収納に使っていた半透明のケースは、下着なども見えてしまうのが難点でした。
そこで、隣のワゴンに乗せているカゴとリンクする柄をチョイス。
積み重ねたケースは全部で8個。
全体を引きで見てみると、目隠ししながら統一感も出て大満足です!
3カ所目は、本当にちょっとしたところですが…「トイレットペーパーホルダー」のフタをリメイク。
濃いグリーンのジグザグ柄にしてみました。
近くに植物モチーフのウォールステッカーがあり、タオルバーには収納を兼ねて麻袋を掛けているので、トータルで空間の「ボタニカル度」がアップ。
入った瞬間にパッと目に入り、使いやすさ向上にもつながっています。
特に朝、寝ぼけながらトイレに入ったときに実感しました。
箱やファイル、パネルなどを模様替えして部屋にアクセントを
次は子どもが園でもらってきた、可愛いすぎる紙製の丸型ケースです。
これを、あえてエレガントな花柄に!
お菓子などを入れようと思っていたのですが、子どもがとても気に入って、おもちゃの宝石箱にしてしまいました。
ちなみに丸みのある物は、貼り付け難易度が少し高めです。
丸く折り込む部分には、細かな切り込みを入れるなどの工夫をしてみてくださいね。
家にたくさんある、「無印良品」のクラフト紙ファイルもドレスアップ。
スコットランドのインテリアファブリックブランド「ブルーベルグレイ」とコラボした、水彩タッチの花柄に変身。
デスクの上で並べてみると、他のファイル類と並べてみると明らかに華やかで、素敵な仕上がりになりました。
続いて、100均で購入した小さめのファブリックパネルです。
パネルよりも大きめにカットして、四隅には斜めに切り込みを入れると角もきれいに処理できました。
これに貼り付ける柄は、ウィリアム・モリスの「いちご泥棒」。
同じ柄の、本物のファブリックパネルを購入すると数千円しますが、これなら材料費440円で出来ちゃいます。
玄関の壁に飾ってみると、とってもいい感じに!
何の変哲もないデッドストック生活雑貨も見違える!
以前、取引先からいただいたコンパクトミラーにも手を加えてみます。
会社のロゴが入っていたので「あまり外に持ち出せないな…」というアイテムだったのですが、同系色の幾何学柄リメイクシートで、他にはない一品になりました。
最後は、何の変哲もない「コロコロ」クリーナーの収納ケースを大変身。
京都発のテキスタイルブランド「SOU・SOU」の「ほほえみ」柄にしてみました!
掃除用具はシンプルで清潔感があるのに越したことはないとはいえ、全体的に似たトーンの場所に置いていたため、見失ってしまいがちだったのですが…。
デコレーションすると見つけやすく、使っている最中も少し気分が晴れるアイテムになりました。
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ダイソーの「mt リメイクシート」でいろんな物や場所を変身させてみた様子をお届けしました。
作業をしているときは、工作大好きな子どもたちも興味津々。
誰にでも使いやすい商品なので、親子で作業をするのもおすすめですよ。
ダイソーのお店や公式サイトでぜひ、お気に入りの柄を見つけてみてくださいね!
※商品入れ替えや売り切れの場合はご容赦願います。
※デザイン・価格・種類数は変更となる場合があります。
(ハピママ*/ ユキッ先生)