下野紘,花澤香菜,川田紳司,久野美咲が同役にて出演「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介と朗読の会-」アドリブ炸裂、謎が謎を呼ぶ!「異議あり!」

法廷バトルゲーム『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』・『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』を原作とした朗読劇「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介と朗読の会-」を、ゲームでも声優を務めた下野 紘・花澤 香菜・川田 紳司・久野 美咲が同役にて出演、また特別ゲストとして近藤孝行、竹本英史も出演。 19世紀末の大日本帝国と大英帝国を舞台に、主人公・成歩堂龍ノ介(なるほどう・りゅうのすけ)の活躍を描く「大逆転裁判」シリーズゲーム版のシナリオをもとに再構成された物語を朗読。さらにシリーズの生みの親・巧 舟(たくみ・しゅう)氏が書き下ろした新エピソードも合わせて上演。夜公演をレポ。

二部構成、前半パートは、舞台はイギリス。成歩堂龍ノ介は駆け出しの弁護士。運命の巡り合わせで、有名すぎる探偵の住む部屋の屋根裏に事務所を構えている。ナレーションで語られる、成歩堂龍ノ介のこと。激戦の末に無罪を勝ち取ったが、今は法廷にたてていない、そんな成歩堂龍ノ介の物語が再び動き出す。出だしは朝、成歩堂龍ノ介、ホームズの部屋へ。ちょうど朝ごはんの時間、そこへ国際郵便が届く。ある思い出の事件、ホームズも思い出す「ソーセキ」、夏目漱石。ゲーム『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟』より抜粋した、「吾輩と霧の夜の回想」のストーリーを再構成。メインキャラクターの4名に加え、ストーリーの鍵となる日本人留学生・夏目漱石をゲストの竹本が、物語を接ぐナレーターを近藤がそれぞれ演じる。ロンドンのとある下宿を舞台に起こった<下宿の幽霊事件>の謎を読み解いていく。事件に巻き込まれた夏目漱石を竹本がコミカルにテンション高く演じ、客席から時折笑いも。近藤は基本ナレーターだが、警官役も演じる。これが!「ミスター・ナーホドー!いらっしゃいますかっ!」とおかしなイントネーションで(笑)、客席は大笑い。

時折、アドリブとも言えるセリフ「夜の部も元気だね!」エンジン全開で!川田演じるシャーロック・ホームズによる「そろそろ始めるとしよう、『論理と推理の実験劇場』を!」などゲームでお馴染みの名台詞も飛び出す。まるでゲームから飛び出してきたかのようなキャストたちの迫真の演技、ゲーム感にライブならではの臨場感で「大逆転裁判」の世界に。

後半パートでは「逆転裁判」シリーズ生みの親、巧 舟(たくみ・しゅう)ディレクターが新たに書き下ろしたオリジナルエピソード「《朗読の会》の怪」。のっけから「花澤さん、どこですか?」に客席は大ウケ。ホームズは「『朗読の会』…か。なかなかステキな催しじゃないか、しかもこんなリッパな劇場で」と客席を見回す。龍ノ介からの招待を受け「朗読の会」に参加するため日本を訪れたホームズとアイリス、そして龍ノ介と寿沙都が一堂に会する会場で勃発する、”とある事件”を解決すべく特別裁判が開廷されるというストーリー。
ホームズとアイリスにとって初めての日本、ホームズは日本人は丁髷、刀と思ってたが違ってた(笑)。「一瞬、文明開化の音がしました」と御琴羽寿沙都。派手で面白い芝居をアドリブで。ここはライブならでは。
あるものが…それを楽しみにしていたホームズ。ところが!!ない!「ハンニンはわかってる」とホームズ。そこで裁判に(笑)、裁判長登場。

椅子に座るまでが(笑)、近藤孝行、アドリブ炸裂、これが面白く客席からは笑いが、そして舞台上も、成歩堂龍ノ介役の下野紘が「ちょっと待ってください」と言い、笑いが止まらなくなり、夏目漱石役の竹本英史が「アドリブ多すぎ」と(笑)。とにかく、この”アドリブ合戦”が面白すぎるので!掛け合いも楽しく、会場全体が大いに盛り上がった。そして「異議あり」合戦。舞台セットを移動しつつストーリー読み進める演出となり、裁判所のシーンでは弁護側、検事側、証人側とキャストが立ち回る。テンポよく、軽快に進行、謎が謎を呼ぶ、事件の真相は?

後半パートの後のトークパート、キャスト陣が本公演を振り返る。夜公演のトーク、アドリブの話になり、竹本は「アドリブ、散々やったんだから」と言い、それに対して下野が「大変、申し訳ございませんでした!」と言い会場は笑いに。続けて竹本は「昼の回のアーカイブで見れば、比較対象で(笑)」とコメント。ここはぜひ、見比べて欲しい。下野は「我々はこの作品が大好きです、楽しくなっちゃいました」とコメント、その結果がアドリブ。アイリス・ワトソン役の久野も「楽しくなってしまって…どんなアドリブをぶっ込んでも先輩たちが全力で返してくれた」と振り返る。またキャスト名で呼ばれた花澤は「嬉しかったです」と率直に。そして止まらなくなったアドリブ合戦を「終始、戻してくれたのが花澤さん」と竹本。「チームで共犯」と川田、そこにすかさず竹本が「我々はちゃんとやらなきゃと…貴方で崩れた(笑)」と近藤に向かって(笑)。近藤はそれを受けて「本当に楽しんでやりました」と振り返る。「みんなのハート強い、まじすげー。中村君がいたらどうなってたんだろう」と言い下野が「多分、怒ってたんでしょうね」と返した。川田が「サービス精神旺盛、サービス精神暴走(笑)」と笑いをとる。下野は「いろんなことが起こりすぎて(笑)」笑すぎて目から涙が滲んだ瞬間も(笑)。川田が「今日のこのことが思い出になったね」と振り返り、久野が「昼の部は変えようかなと…パリピの女学生やったらすごい楽しかった!(アーカイブ配信でご確認を)」と言い竹本が「これがプロ!」と絶賛。ここであいにく時間となり、来場したお客様へのプレゼント抽選会も開催されるなどイベントは終始和やかに進行。また、シリーズが累計1000万本突破したことも披露された。
最後に挨拶。
近藤孝行「これからも『大逆転裁判』愛してください」
竹本英史「こんな展開、『意義あり!』また、ちゃんとした姿でお会いしましょう」
久野美咲「久しぶりにアイリスを演じられてとても嬉しかったです。会場のお客様が温かくて本当に、本当に楽しかったです。この機会がまたあったら」
川田紳司「楽しかったです。またこの機会がありましたらよろしくお願いいたします。」
花澤香菜「楽しめましたかー。何をやったのかぼーっとしています。ステキな思い出になったら。『大逆転裁判』応援してください」
下野紘「改めて『大逆転裁判』大変楽しかったです。たくさんの方に愛されていること、改めて思いました。また、朗読劇やりたいです」

最後に竹本英史が「最後にビシッと!あれです!『異議なし!』でいきたいと思います」と言い、下野の「せーのー」の合図でキャスト、観客全員(配信で視聴してる観客含む)で「異議なし!!!!」と叫んで公演は終了した。
本公演はRakuten TVでのライブ配信も実施され、8月20日(日)までアーカイブ視聴が可能。豪華キャスト6名による、ここでしか観ることのできない「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介と朗読の会-」をこの機会に!

シリーズについて
2001年10月に初の法廷バトルゲームとしてリリースされて以来、20年にわたって多くの人に愛される「逆転裁判」シリーズ(CAPCOM)。 プレイヤーが弁護士となって、無実の罪を着せられた依頼人を救う初の法廷バトルゲームとして人気を博し、「異議あり!」の決め台詞でお馴染みの 主人公の弁護士・成歩堂龍一をはじめとしたコミカルで個性豊かなキャラクターたちと作り込まれたシナリオ、そして有罪待ったなしの依頼人を逆転無 罪へと導く爽快感が話題を呼びました。法廷を舞台とした独自の作品性とその人気はゲームの枠に留まらず、宝塚歌劇などの舞台化・実写映画 化・TVアニメ化等数々のメディアミックスも実現しております。 2015年には、19世紀末の大日本帝国と大英帝国を舞台に、成歩堂龍一のご先祖・成歩堂龍ノ介の活躍を描く『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の 冒險-』を、2017年には『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』もリリースされ、「逆転裁判」シリーズのファンを中心に大きな反響を巻き起こしまし た。
また今年7月より宝塚歌劇にて「ミュージカル・ロマン『大逆転裁判』 ―新・蘇る真実―」が上演され好評を博した。

公演概要 ※公演は無事終了
公演名:大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介と朗読の会-
原作:CAPCOM『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』、『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』
日程:2023年8月12日(土)
昼公演 開場13:00 開演14:00
夜公演 開場17:00 開演18:00
会場:J:COMホール八王子
出演
◇大逆転裁判キャスト
成歩堂龍ノ介役:下野紘、御琴羽寿沙都役:花澤香菜、シャーロック・ホームズ役:川田紳司 アイリス・ワトソン役:久野 美咲
◇特別ゲスト
近藤孝行、竹本英史
主催 エイベックス・ピクチャーズ株式会社
問い合わせ先
公演に関する問い合わせ
「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介と朗読の会-」公演事務局(平日11時~18時) 03-6280-4670

公式サイト:https://daigyakuten-reading.com
ゲーム公式サイト:https://www.ace-attorney.com/great1-2/ja/

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舞台写真は昼の部より。

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