触れたいのに触れられない、恋するエンバーの切ない葛藤に共感の声『マイ・エレメント』本編映像

『マイ・エレメント』©︎2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

ディズニー&ピクサーが贈る最新作、火・水・土・風のエレメントたちが暮らす世界を描く『マイ・エレメント』が8月4日(金)に公開を迎え、初日3日間での興行収入336,996,859円/動員254,932人を記録し、週末動員ランキング3位で、洋画作品ではNo.1の大ヒットスタートとなった。

ピクサー作品ならではの圧倒的な映像美と、“火と水”という、決して触れ合うことができない主人公ふたりの、心が癒されてデトックスされるようなロマンティックなストーリー展開に、早くも絶賛の声が寄せられている本作。公開以来、口コミでも大きな広がりを見せる中、この度、火の女の子・エンバーが、水の青年・ウェイドとエレメント・シティでデートをして、初めて知る世界や他のエレメントとは関われないルールの中、ウェイドのやさしさに触れて彼に対する淡い気持ちと、両親と共に大切な場所を守っていくことの狭間で揺れるエンバーの切ない葛藤を映し出した、本作でも随一の切なくも美しい本編映像が解禁となった。

エンバーの気持ちに共感の声

本作の舞台は、火・水・土・風の4つのエレメント(元素)が、それぞれの特性を活かしユニークな生活様式で共生している「エレメント・シティ」。主人公はアツくなりやすくて家族思いなエンバーと、涙もろくてやさしい自由な心を持つウェイド。自分の住むファイアタウンを出ることなく大好きな父の店を継ぐことを夢見て頑張っていたエンバーはある日、自分とは性質も性格も正反対なウェイドと出会い、少しずつ心を通わせていく。しかし、火と水のふたりはどれだけ仲を深めてもお互いに触ることすらできない…。

物語を通して描かれる、主人公・エンバーの、まだ見ぬ新しい世界への憧れと大切な両親の期待に応えたい気持ちとのはざまで揺れる等身大の葛藤に、SNS上でも「親の期待に応えたい気持ちと自分の本当にやりたいことの間で迷う気持ちも分かる。共感する事ばかりだった」「本当に両親のことを大切に思っていて、だからこそ自分の気持ちに不器用になっていたのが切なくも共感できるキャラクター」「エンバーの悩みは大人も子供も共感すると思うから一緒に悩んで考えてほしい」など、幅広い世代から共感の声があがっている。さらに「エンバーにすごく共感して、ウェイドの優しさがすごく沁み渡りました」「こんなに優しく受け止めてくれる人がいたら、好きにならないわけないよ」「触れたいのに触れられない…エンバーの気持ちが切なすぎる」と、自分を優しく受けとめてくれるも決して触れることが出来ないウェイドへの想いにも、大きな反響が寄せられている。そんな本作の魅力が詰まった映像は、運命的な出会いから少しずつ仲を深め、ある日ふたりでデートをしたエンバーとウェイド。そのデートの帰り道、ひとりウェイドのことを想いながら家路につくエンバーの姿を切り取ったシーン。

橋脚の下を歩くエンバーの真上を電車が通り過ぎると、線路から溢れ出してできた美しく幻想的な水のカーテンに、一緒に楽しい時間を過ごしたウェイドを重ねるように思わず手を伸ばすエンバー。しかし、触れたくとも触れられずにためらう自分の表情を鏡のように写していた水が途切れると、そこには慣れ親しんだファイアタウンの父の店が。言葉のないシーンながら、恋心と家族からの期待に揺れるエンバーの複雑な心情を細かな表情で描き出した、観る者の心を切なく締め付ける名場面となっている。

ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年の記念イヤーに贈る、だれも知らないイマジネーションあふれる色鮮やかなエレメント・シティでのエンバーとウェイドの奇跡の出会い、そして予想もできない新たな“もしもの世界”の驚きと感動の物語をぜひ劇場で体験してほしい。

『マイ・エレメント』は大ヒット公開中

© ディスカバリー・ジャパン株式会社