京都・木津川で不明、3歳男児の死亡確認 キャンプ場の下流10キロで見つかる

男児が行方不明になった当日、周辺を捜索する警察官や消防隊員ら(11日午後5時16分、木津川市加茂町)

 13日午前9時40分ごろ、京都府木津川市の木津川で、男児が浮いているのを京都府警の警察官が見つけた。男児はその後、死亡が確認された。府警木津署は、11日に同市加茂町銭司小倉の木津川で、家族らとキャンプ場を訪れた際に流され、行方不明となっていた大阪府守口市の男児(3)と確認した。

 発見場所は、キャンプ場から下流約10キロ、近鉄木津川台駅の東側約750メートル付近。捜索中の京都府警のヘリコプターが発見したという。

 男児は、11日に川の浅瀬で遊んでいたが、両親が目を離した隙に流されたという。同日には約1.2キロ下流で男児の浮輪が見つかっていた。

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