台風7号、15日の新幹線に影響 名古屋―新大阪で運転取りやめ

台風7号の5日先予想進路(13日18時現在)

 台風7号の接近に伴い、東海道・山陽新幹線は15日、計画運休とする区間があり、お盆のUターンに大きな影響が出る。JR東海は13日、東海道新幹線が15日の始発から最終列車まで、名古屋―新大阪間で運転を取りやめると発表した。JR西日本も山陽新幹線新大阪―岡山間で15日に運転を取りやめる可能性があると明らかにした。

 空の便にも影響し、日航は13日、15日に大阪(伊丹)空港を発着する便を中心に240便が欠航し、約2万4800人に影響すると明らかにした。14日も大阪(伊丹)行きなどの19便が欠航する。

 JR東海によると、東海道新幹線は15日、東京―名古屋間は臨時ダイヤを組み、大幅に本数を減らす。普通車は指定席をなくし、全車自由席で運転する。具体的な本数は天候を踏まえ判断する。14、16日は計画運休をしないが、見合わせが発生する可能性があるとして、旅行の予定に注意を呼びかけている。

 JR西日本によると、15日の山陽新幹線は岡山―博多間で運行する。

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