セルティックは13日、スコティッシュ・プレミアシップ第2節でアバディーンとアウェイで対戦し3-1で勝利した。
開幕節のロス・カウンティ戦を4-2で勝利し白星スタートを切った王者セルティックは、開幕戦でゴールをを挙げたFW古橋亨梧やFW前田大然ら開幕節と同じ先発メンバーを起用。MF岩田智輝とMF旗手怜央は2試合連続のベンチスタートとなり、DF小林友希はケガのためベンチ外となった。
立ち上がりから主導権を握るセルティックは12分、ボックス右横で獲得したFKからオライリーのクロスを供給。中央で前田が合わせたヘディングシュートをゴール前のアバダが押し込むと、一度はオフサイドの判定が下ったが、VARの末にゴールが認められた。
先制したセルティックだが、25分にピンチ。ダンカンのロングパスでカーター=ヴィッカーズがドゥクに裏を取られると、ボックス左深くまで侵入したドゥクの折り返しをミオフスキにワンタッチで流し込まれ、試合を振り出しに戻された。
しかし、追いつかれたセルティックはラッキーな形で勝ち越しに成功する。29分、最終ラインのデヴリンがヘディングでGKへ長距離のバックパスを送ると、これをボックス手前に残っていた古橋がカット。古橋はワントラップでボックス内まで切り込み、ゴール左にシュートを突き刺した。
迎えた後半、1点をリードするセルティックはターンブルとカーター=ヴィッカーズを下げて旗手とウェルシュを投入。すると57分、ボックス左でボールを受けた前田が倒されると、こぼれ球を拾った旗手がボックス左深くからクロスを供給。GKが弾いたボールを最後は古橋が左足ボレーで狙ったが、これは枠を外れた。
セルティックは直後の58分にも、ボックス右でボールを受けたラルストンの折り返しからゴール前に走り込んだ前田に決定機が訪れたが、シュートは相手DFのブロックに阻まれた。
後半も主導権を握ったセルティックだったが69分にアクシデント。旗手が左ふくらはぎを痛めてピッチに座り込むと、プレー続行不可能となり、そのままピッチを後に。70分にホルムが緊急投入された。
それでもセルティックは84分、テイラーのパスをボックス左で受けたヤン・ヒョンジュンがボックス左深くまで切り込み折り返すと、ボックス中央のスペースに走り込んだオライリーが左足でゴールネットを揺らした。
結局、試合はそのまま3-1でタイムアップ。古橋の2戦連発弾などでセルティックが開幕連勝を飾っている。
アバディーン 1-3 セルティック
【アバディーン】
ミオフスキ(前25)
【セルティック】
アバダ(前12)
古橋享梧(前29)
オライリー(後39)