【リーグ・アン日本人選手】南野1Aのモナコが開幕白星!伊東は開幕弾も逆転負け…中村は途中出場でフランスデビュー

[写真:Getty Images]

リーグ・アン開幕節が週末に行われた。

今シーズンのリーグ・アンにはモナコのFW南野拓実、スタッド・ランスのMF伊東純也トゥールーズのFWオナイウ阿道に加え、伊東のスタッド・ランスにFW中村敬斗が新たに加入した。

2023-24シーズンの開幕節ではスタッド・ランスの伊東とモナコの南野が先発出場。南野がシャドーで先発したモナコはアウェイでクレルモンと対戦。開始早々にセットプレーから失点を許すしたモナコだが、26分にフォファナのロングパスをペナルティアーク手前に走り込んだヴァンデウソンが胸で落とすと、ボックス左で受けた南野の折り返しをゴール前に走り込んだヴァンデウソンが流し込み、試合を振り出しに戻した。

その後、モナコは43分にベン・イェデルのゴールで逆転すると、後半立ち上がりに失点を許したが、70分にも絶妙なターンでボックス左深くまで抜け出した南野のクロスをゴールエリア右まで駆け上がったヴァンデウソンが折り返し、最後はベン・イェデルがゴールに流し込んだ。

85分に南野を下げたモナコは、試合終了間際にもアクリウシェがゴールネットを揺らし、4-2で勝利した。

また、昨季3位のマルセイユのホームに乗り込んだスタッド・ランスは、立ち上がりの10分に右クロスをボックス内のムネツィが頭で折り返すと、最後は浮き球を伊東が右足ボレーでゴールに流し込んだ。

その後、23分にウナイの正確無比なミドルシュートで追いつかれたスタッド・ランスだが、38分に再び日本代表MFがネットを揺らす。ボックス右から侵入したリシャルドソンの折り返しを伊東がダイレクトで合わせると、ジゴに当たったボールがネットを揺らしたが、リシャルドソンにボールが渡る前にボールはサイドラインを割っており、VARの末にゴールが取り消された。

同点で後半を迎えたスタッド・ランスは、60分にカドラらに代えて中村らを投入。しかし、73分にヴィティーニャに逆転弾を許すと、最後までマルセイユゴールを割ることはできず。1-2で逆転負けを喫した。

また、オナイウがケガのためにベンチ外となったトゥールーズは、アウェイでナントと激突。先制を許したトゥールーズだったが、62分にアブクラルにゴールで追いつくと、試合終了間際にもセットプレーからニコライセンがヘディングシュートを叩き込み、逆転勝利を飾った。

★伊東純也[スタッド・ランス]

8/12

マルセイユ 2-1 スタッド・ランス

◆フル出場、10分に今季初ゴールを記録

★中村敬斗[スタッド・ランス]

8/12

マルセイユ 2-1 スタッド・ランス

◆60分からプレー

★オナイウ阿道[トゥールーズ]

8/13

ナント 1-2 トゥールーズ

◆ベンチ入りせず

★南野拓実[モナコ]

8/13

クレルモン 2-4 モナコ

◆85分までプレー

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