【佐賀・ロータスクラウン賞】ブレイブアモーレが佐賀重賞2勝目…石川慎「自信を持って乗れた」

13日、佐賀競馬場で行われた6R・ロータスクラウン賞(3歳・ダ2000m)は、石川慎将騎乗の3番人気、ブレイブアモーレ(牡3・佐賀・手島勝利)が快勝した。2.1/2馬身差の2着にミヤノウッドリー(牝3・佐賀・東眞市)、3着にリネンマンボ(牡3・佐賀・濱田一夫)が入った。勝ちタイムは2:14.4(良)。

1番人気で川島拓騎乗、サトミノアサヒ(牝3・佐賀・土井道隆)は7着、2番人気で石川倭騎乗、ネオシエル(牡3・佐賀・真島元徳)は5着敗退。

サトミノアサヒが内から先手を取ると、ミヤノウッドリー、ネオシエル、フミタツエンペラーなどが続く展開。ゆったりとしたペースでレースが流れる中、2周目向正面からペースが上がると、レースを引っ張るサトミノアサヒとミヤノウッドリー目掛けて好位からブレイブアモーレが先頭に迫り、最終コーナーへ。直線はブレイブアモーレとミヤノウッドリーの争いとなりましたが、最後は石川慎将騎手騎乗のブレイブアモーレが抜け出し、2分14秒4のタイムで勝利。2馬身半差の2着にミヤノウッドリー、6馬身差の3着にリネンマンボが入線。管理する手島勝利調教師は、2012年エスワンプリンスで勝利して以来、本競走2度目の勝利。騎乗した石川慎将騎手は本競走初勝利を飾った。

佐賀三冠最終戦

1着 ブレイブアモーレ
石川慎将騎手
「久しぶりに気分良く1周回ってきました。すごく嬉しいです。前走も古馬でオープンと戦わせてもらったんですけど、すごく良い走りで今日は3歳と一緒だったので、前走の走りからするとちょっと自信持っては乗れたので、強くなっているとは思います。いつもヤンチャなので今日もヤンチャなところを見せていたので元気は良いなと思っていました。理想的には位置取りも良くて、前の馬を見ながらレース出来たので良かったなと思います。ネオシエルが外にいたので、その外から行って一緒に行くのもどうかなと思ったので、内を選んで行ったんですけど、前も止まりそうになかったので自分で動いていかないと思いながら。直線は伸びてくれるので、安心して、最後は抜け出したので。今日は暑い中、本場にご来場いただいてありがとうございます。今日ブレイブアモーレで重賞を2つ目勝つことが出来ました。皆さんの応援のおかげだと思うので、これから古馬とも戦っていくので、また応援よろしくお願いします」

ブレイブアモーレ 21戦6勝
(牡3・佐賀・手島勝利)
父:バンブーエール
母:オーミパドドゥ
母父:マーベラスサンデー
馬主:岩崎僖澄
生産者:山本和彦

【全着順】
1着 ブレイブアモーレ
2着 ミヤノウッドリー
3着 リネンマンボ
4着 アストライオス
5着 ネオシエル
6着 フミタツエンペラー
7着 サトミノアサヒ
8着 エイシンレミー
9着 リアルマーヴェル
10着 テイエムジンキュウ

© 株式会社競馬のおはなし