台風7号　東海から近畿に上陸へ

強い勢力の台風7号は、あす（火）の未明から朝にかけて東海地方から近畿地方へかなり接近し、上陸するおそれがあります。あすの朝にかけての24時間雨量は多いところで、東海地方で400ミリ、近畿地方で300ミリなど、猛烈な雨が予想されており、さらに線状降水帯が発生した場合は大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。東海地方や近畿地方では今夜からあすにかけて、最大瞬間風速が40メートルを超える予想となっており、トラックが横転するような猛烈な風が吹くおそれがありますので、不要不急の外出は控え、暴風や大雨に厳重に警戒するようにしてください。
また、台風からは離れた関東でも、きょう（月）は湿った空気が流れ込む影響で不安定な天気となります。特に沿岸部や山沿いを中心に雨量が多くなる予想ですので、海や山でのレジャーは控えるようにしてください。

（気象予報士・小川 陽美）

画像について：14日の天気予報。