今や売れっ子・おいでやす小田「芸人からも『よ、俳優!』と」

成田凌主演、小芝風花ヒロインの連続ドラマ『転職の魔王様』(カンテレ)で、同僚の山口守男を演じる芸人・おいでやす小田。8月14日放送の第5話を前に、小田が共演者や撮影現場について語った。

ドラマ『転職の魔王様』で「仏の山さん」を演じるおいでやす小田 (C)カンテレ

同ドラマは、毒舌敏腕キャリアアドバイザー・来栖嵐(成田)が、求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる転職エンタテインメント。第5話では、来栖の同僚で、「仏の山さん」こと山口を演じる小田が、お坊さんから転職した過去などが明らかになるという。

2020年の『M−1グランプリ』で準優勝に輝き(おいでやすこが)、一躍脚光を浴びた小田。芸人としての活動だけでなく、朝ドラをはじめとするドラマ出演のオファーも数多い。これまでの放送の反響などについて、「劇場に行くと芸人仲間からも『よ! 俳優!』とからかわれます〜あと『面白いドラマやな!』と言ってくれます〜そのあと10人が10人『お前の演技は関係ないけどな!』と、一言余計な言葉をもらいます」と語る。

また共演者については、「成田さんは頼れるリーダーというか、やっぱり現場のみんなのことを気遣ってまとめる感じ。いろんなところに気配りされてます。僕なんかに誕生日プレゼントくれました。小芝さんはあのまま。無邪気。1回、僕を驚かそうとしたんだと思うんですが、物陰に隠れるでもなく、廊下のだいぶ向こうから顔だけ伏せてバーっと歩いてきて、すれ違いざまに『わあ!』と驚かしてきました。どういうドッキリやったんでしょう!?」と、仲睦まじい現場の雰囲気を明かした小田。

さらに、山口が働く事務所「シェパードキャリア」の社長・落合洋子を演じる石田ゆり子について、「石田さんはその謙虚さに驚きました。ちょっとしたことでも、すぐ小声で『ごめんね』とか『迷惑かけちゃったね』とかずっとそんな感じです」と語り、撮影現場では「(ドラマに登場する白猫)タピオカちゃんに癒やされてます。合間には必ず全員がタピオカちゃんのとこに行きます。全員の癒やしになってます」とも。

第5話の求職者は、劣悪な労働環境を改善しない会社に真っ向から意見をぶつけ、最終的には「こんな会社辞めてやる!」と啖呵を切って退職してしまう28歳の戸松卓郎(葉山奨之)。28歳にしてすでに3つの会社を退職し、「仕事に変な夢は持っていない」とどこか投げやりの戸松に千晴(小芝)は必死にサポートするが・・・。同ドラマは毎週月曜・夜10時から放送(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)。

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