グローバーがプレーオフ初戦を制す 松山英樹16位で第2戦へ滑り込み

43歳が2週連続V。プレーオフ初戦を制したルーカス・グローバー(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国男子プレーオフ第1戦◇フェデックスセントジュード選手権 最終日(13日)◇TPCサウスウィンド(テネシー州)◇7243yd(パー70)

通算15アンダーで終えたルーカス・グローバーがともにプレーオフに進んだパトリック・カントレーを1ホール目で破り、3試合にわたるプレーオフシリーズの初戦を制した。前週のレギュラーシーズン最終戦「ウィンダム選手権」に続く連勝を飾り、フェデックスカップランキングを49位から4位に上げて第2戦に臨む。

38位スタートの松山英樹は1イーグル4バーディ、1ボギーの「65」で回り、通算9アンダーの16位に浮上してフィニッシュ。後半15番でバーディ、悪天候による中断明けの16番(パー5)でイーグル、17番でバーディと終盤3ホールで4つ伸ばすチャージをかけた。

今週を前に57位にいた松山のフェデックスカップランクは47位に上昇。次週の第2戦に進めるトップ50に滑り込み、トップ30に絞られる最終戦「ツアー選手権」(8月24日~)の10年連続出場へ望みをつないだ。

通算14アンダーの3位にロリー・マキロイ(北アイルランド)とトミー・フリートウッド(イングランド)。通算12アンダーの5位にテイラー・ムーア。通算11アンダーの6位にジョーダン・スピース、マックス・ホマ、イム・ソンジェ(韓国)ら7人が並んだ。

フェデックスカップランク1位でプレーオフシリーズに入ったジョン・ラーム(スペイン)は通算5アンダーの37位。トップの座を守って第2戦に乗り込む。

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