高校球児、スポ少の児童と交流 平舘高でイベント

高校生と一緒に捕球練習に取り組む小学生

 高校球児と小学生の交流野球イベントが12日、八幡平市の平舘高体育館で開かれ、児童生徒が交流を深めながら技術向上を図った。

 岩手県高野連が主催し、同校と盛岡農高の野球部員と県内4スポーツ少年団員ら約50人が参加。児童は高校生から技術を教わりながら打撃や捕球練習に取り組んだ。保護者向けの食事サポート講習会や医師による肘検診も行われた。

 野球を通じて児童生徒のつながりを強めようと2020年度から毎年開催している。平舘高2年の伊藤琥珀(こはく)さんは「教える中で自分たちの弱点も見えてきて勉強になる。未経験の子もいるので楽しさを知って、野球人口増加につながってほしい」と願う。

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