お盆 宮城の被災地でも墓参り コロナの影響で久しぶりの人も

お盆の時期を迎え、震災で被災した仙台市沿岸部の寺にも家族連れなどが墓参りに訪れています。

若林区荒浜の浄土寺には朝から多くの人が訪れ、墓前に花や線香を供えた後、静かに手を合わせていました。

若林区荒浜地区は震災の津波で大きな被害を受け、およそ200人が亡くなりました。

墓参りに訪れた人「震災にあってやっと落ち着いて。夫も(震災で)やられた。夫がいればこんな苦労はなかった。でも娘がそばにいるから力強い」

新型コロナの5類移行後初めてのお盆ということもあり、久しぶりに墓参りができたという人も多いということです。

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