連休明け14日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅反落した。終値は連休前の10日比413円74銭安の3万2059円91銭。7月12日以来、約1カ月ぶりの安値を付けた。株価水準の高い半導体株の下落が響いた。アジア市場が軟調だったのも相場の重しだった。
東証株価指数(TOPIX)は22.62ポイント安の2280.89。出来高は約15億5700万株。
前週末の米国市場で長期金利の上昇からハイテク株が売られた流れを引き継いだ。主要な半導体関連株が値下がりし、全体を押し下げた。中国の不動産不況を背景に上海などアジア市場が軟調に推移したことも、平均株価の下げ幅を広げた。