国の特別天然記念物タンチョウについてもっと知ってもらおうと、岡山県総社市の飼育施設で観察会が開かれました。
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総社市の「きびじつるの里」では、オス4羽とメス6羽、あわせて10羽のタンチョウを飼育しています。
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観察会はタンチョウとふれあい、生態などについて知ってもらうのが目的です。訪れた親子連れらがタンチョウにえさの虫を与え、間近でふれあっていました。
(体験した人は―)
「(タンチョウを見るのは)初めてです。大きかったところとかがなんかすごかったです」
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タンチョウは国の絶滅危惧種に指定されています。総社市は、市のシンボルの鳥として大切に育てています。
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岡山県のタンチョウの飼育数は現在56羽で、日本国内でも最大規模だということです。
(きびじつるの里 飼育員/井口順司さん)
「タンチョウ自体が希少種で滅びかけていたものなんですね。周りにいるタンチョウたちの環境も、一緒に大事にしていかないといけないということを、子どもたちに知ってもらいたいです」