HiHi Jets・橋本涼が「Maybe 恋が聴こえる」で声優志望の“イケボ男子”に

HiHi Jets/ジャニーズJr.・橋本涼が、TBSほかで10月にスタートするよるおびドラマ「Maybe 恋が聴こえる」(月~木曜深夜放送、開始日・時間未定。一部地域を除く)に出演する。

「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』」で3代目グランプリを獲得した大和奈央が主演を務める「Maybe 恋が聴こえる」は、多くの話題作を世に送り出し続ける秋元康が企画・原案を手掛ける、完全オリジナルの“声優”学校ラブコメディー。恋に夢に奮闘しながら輝き始めるヒロインと、イケボ男子たちの声に恋する“声キュン”ストーリーが展開される。

物語の舞台は、声優学校。とても人気があり毎年万人ほどの若者が声優という夢を目指して入学するが、プロになれるのはわずか3%、さらに、職業として長く続けられる人はたったの0.01%にすぎないと言われる狭き門だ。

本作のヒロイン・桃井蕾未(大和)は、そんな理想と現実の壁にぶち当たり、声優という夢を諦めかけるも、心沸き立つ“推し声”と出合ったことをきっかけに、再び夢を追いかける勇気と希望をつかんでいく。“推し声”の主がこの学校のどこかにいる…そう思うだけで夢を追う活力が湧いてくるヒロインは、声だけを頼りに“推し声”の主を探し始めるのだが…。恋する“推し声”の主は一体誰なのか!?

橋本が扮(ふん)するのは、そんなヒロインの“推し声”の主の候補となる音瀬陸。初めて声優志望の役柄を演じるにあたり、橋本は声優のレッスンを開始。話し方や発声の癖を入念にチェックし、発声の基本を学んだ。思ったように声が出ないと「悔しい…」と何度もトライ。先生のアドバイスに真剣に耳を傾け、「これは楽しいぞ!」と目を輝かせながらレッスンに臨んでいた。最後には、アニメの映像を見ながらのアフレコに挑戦。橋本がどのように音瀬を演じるのか期待が高まる。

発声練習やアフレコ体験を終え、橋本は「先生の中に20人くらいのキャラクターがいるのでは?と感じるくらい、多種多様な声を出されていて、あらためてプロの声優さんのすごさを感じました。舞台や歌とは練習方法が違うので覚えることがたくさんあるのですが、貴重な経験をさせていただいているなと思いながらやらせてもらいました。先生から指摘された言葉の意味は理解できましたし、やるべきことも分かったので、あとはこれをどれだけ練習するかが課題だと思っています」と、今回の体験を役柄に生かせるよう、より一層気合が入った様子。

また、劇中では夢に向かっていく学生たちの話が描かれるが、「夢を持つのはすごくいいことだと思いますし、夢に向かい続ける大変さもすごく分かります。僕も夢に向かって歩んでいる途中ですので、挫折だったり、いいところも悪いところも全部含めて、夢を持つっていいことなんだな、ということをあらためて感じてもらえたらうれしいです」と頑張る学生たちに共感しつつ、メッセージをおくる。

演じる陸の声に関しては、「陸の声のイメージは二つあるんです。一つは少年感のあるかっこいい声。もう一つは、それとは真逆の明るい陽気な少年の声。そういうのを出せていけたらなと考えています」と語り、「声優さんでは梶裕貴さん、事務所の先輩では東山(紀之)さんと堂本光一くんの声が好きですね。事務所にはいい声を持った方がたくさんいらっしゃるのですが、東山さんと光一くんは舞台でつくられた声をされていて、とてもすてきだなと思います」と好きな先輩たちの声についても触れる。

そして、「僕自身、声にひかれることが多いので、このドラマで奇麗な声、かっこいい声、かわいい声がたくさん聞けるのがめちゃくちゃ楽しみです! ドラマは、ぜひ高音質の環境を準備してご覧いただきたいです(笑)。高音質必須で楽しみに待っていただけたらうれしいですね」とアピールしている。

秋元は「今回のドラマは、声優学校が舞台です。声優学校を舞台にしたドラマは、以前にも作ったことがあるのですが、今回、オーディションに参加してくれた皆さんを見ているうちに、みんな、声がいいなと思いました。演技はまだまだでも、声にそれぞれの色があるなと思いました。もしも、本人を知らずに、声に恋をするなんてドラマができたらと思って企画しました」と企画意図を伝える。

ドラマを手掛ける関川友理プロデューサーは、橋本へのオファーについて「『このドラマにふさわしい声の持ち主は?』心を奪われるようなイケボ男子を探し、たくさんの人の声を聴いていた時にたどり着いたのが、“どこか落ち着く優しい声”“ドキッとする色気”“キラキラした青春の輝きを放つ声”を併せ持つ橋本さんでした。そして、心に残る声で繊細な感情を表現するお芝居をされる橋本さんが、音瀬陸にぴったりだと思いオファーさせていただきました。ご快諾いただきうれしく思っております」と経緯を明かす。

加えて、「撮影に先立って、代々木アニメーション学院さんにご協力いただき、声優レッスンが始まりました。発声など基礎から真剣に学ぶ姿や、アフレコ練習でのキャラクターボイスを聴かせていただき、橋本さんが音瀬陸をすてきに演じてくださると確信しています。『音瀬陸はどんな声で話すのか? 』『心を奪われる声とは?』。視聴者の皆さまには、いろんな想像を膨らませて10月からの放送を楽しみにお待ちいただけたらうれしいです」とコメント。

加えて、「今作はヒロインが心ひかれる“推し声候補”のイケボ男子がたくさん登場する、“声キュン”ラブコメディーとなります。イケボ男子たちの今後の発表にも、耳を澄ましてご期待ください」と話している。

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