西岡良仁、世界58位を下し初戦突破! 全仏以来2ヵ月ぶりの白星[ウェスタン&サザン・オープン]

西岡良仁が5大会ぶりの勝利で2回戦へ

現地8月13日、「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ・シンシナティ/ATPマスターズ1000)シングルス1回戦が行われ、西岡良仁(ミキハウス/世界ランク45位)は、グレゴワール・バレール(フランス/同57位)と対戦。6-4、7-5のストレートで下し、5大会ぶりにツアー本戦で勝利を挙げた。

27歳の西岡は、今年の全豪オープンと全仏オープンでベスト16入りを果たすなど自己最高ランキングで24位を記録。しかし、全仏オープンで足を負傷して以降は、4大会連続で初戦敗退を喫している。

今大会において、西岡は2019年に予選から勝ち上がり、2回戦で当時世界ランク5位の錦織圭(ユニクロ)と対戦。7-6(2)、6-4で撃破するなどベスト8入りを果たしている。今年で3度目の本戦出場となった。

第1セット第3ゲームでブレークに成功した西岡は、直後の第4ゲームでブレークバックを許したものの、スピンの利いたフォアハンドを軸にゲームを支配。第5ゲーム以降はサービスゲームで1ポイントしか落とさず、第9ゲームで奪ったリードを生かして6-4でセットを取る。

続く第2セットも安定したプレーを見せた西岡。5-4で迎えたサービング・フォー・ザ・マッチではマッチポイントを生かしきれなかったが、5-5で再びリードを奪って最後はラブゲームキープ。7-5で試合を締め、全仏オープン以来の初戦突破を果たした。

2回戦で西岡は、第16シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同17位)とグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア/同19位)の勝者と対戦する。

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