小沢一郎氏が「ブライダル補助金」に苦言 「結婚式場ビジネス支援が少子化対策につながる訳がない」

立憲民主党の小沢一郎衆院議員が14日、自民党が掲げる「ブライダル補助金」についての疑問をX(旧ツイッター)に連続投稿した。

小沢氏は「自民党少子化対策議連が進める『ブライダル補助金』。結婚式場ビジネスにおけるインバウンド需要獲得支援が、少子化対策に繋がる訳がない」と指摘し、「結局は自民党利権。岸田政権の異次元に駄目な少子化対策により自民党のお友達だけに税金が流れ、人口減少は加速していく。政治を変えないと国は利権に潰される」と苦言を呈した。

さらに、小沢氏は、自民党の森まさこ参院議員によるXへの投稿(12日付)を引用。森氏は「先日、経産省サービス産業課よりレクを受けました。 議連の要望が叶い新設されたブライダル補助金の第一次、第二次公募の結果について報告を受け、夏の概算要求に向けた対応も説明を受けました。 これを受けて秋に議連を開いて議論して参りたいと思います」と投稿したが、その内容について森氏のリプ欄には「結婚式が挙げられないから結婚しないんじゃない」「具体的にどのくらいの出生率の増加が見込めるのですか?その結果が出るのは何年後からですか?」「全く少子化対策になってないですよ」といった批判の声が続いている。

小沢氏は森氏の投稿に対して「デジタル化や少子化対策、温暖化対策と称し、日々無駄なことに湯水のように国民の血税が使われていく。それでもまだ多くがこんな馬鹿げた自民党政治を支持している。だから無駄遣いと掠め取りは止まらない。慣れや諦め、無関心こそ自民党の大好物。無党派は寝ててくれという自民党。寝ていてよいのか?」と見解をつづった。

(よろず~ニュース編集部)

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