“FKの名手”ウォード=プラウズがウェストハムに完全移籍…今季もプレミアでプレー、直接FK記録更新に期待

[写真:Getty Images]

ウェストハムは14日、サウサンプトンのイングランド代表MFジェームズ・ウォード=プラウズ(28)を完全移籍で獲得したことを発表した。

契約期間は2027年6月までの4年間。背番号は「7」に決まった。なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、移籍金は3000万ユーロ(約47億6000万円)とのことだ。

ウォード=プラウズはサウサンプトンのアカデミーで育ち、クラブの生え抜き選手として活躍。2012年7月にファーストチームに昇格する。

サウサンプトンでは、公式戦410試合に出場し55ゴール54アシストを記録。FKの名手としても知られ、直接FKからプレミアリーグ通算17ゴールを記録。これは元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏の18ゴールに次ぐ歴代2位の成績となっている。

ただ、2022-23シーズンのプレミアリーグでサウサンプトンは最下位になりチャンピオンシップ(イングランド2部)に降格。ウォード=プラウズは再びプレミアリーグでプレーするチャンスを得た。

ウォード=プラウズはクラブを通じてコメントしている。

「ここウェストハム・ユナイテッドに来ることができて興奮している。ここにいられるのは素晴らしいことだし、前進するのが楽しみだ」

「外から見ていると、このクラブは何年にもわたって成長を続けており、昨年のUEFAヨーロッパ・カンファレンスリーグでの成功を受けて、このクラブには本物の勢いがあることが感じられた。ここに参加できるのは素晴らしいことだし、今後の試合で自分の役割を果たすのが待ちきれない」

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