【台風7号】京都には15日昼過ぎから夕方に最接近 18年台風21号並みの暴風に警戒

京都地方気象台

 京都地方気象台は14日夕、台風7号に関する気象情報を発表し、京都府には15日昼過ぎから夕方にかけて最接近する見通しだとして、土砂災害や河川のはん濫、暴風などへの警戒を呼びかけた。

 気象台によると、台風7号は14日午後3時には潮岬の南東約170キロにあり、15日には京都府を直撃する見込み。特に、15日は非常に激しい雨が降って土砂災害の危険が高まり、線状降水帯が発生する可能性もある。

 15日の最大瞬間風速は35メートルを予想している。京都市で最大瞬間風速30メートルを超えるのは2018年9月の台風21号以来で、倒木や老朽化した建物の被害が増える可能性がある。

 舞鶴湾などでは高潮被害の恐れもある。

◆15日の予想1時間雨量

府全域 50ミリ

◆15日午後6時までの予想24時間雨量

府北部200ミリ

府南部250ミリ

◆16日午後6時までの予想24時間雨量

府全域 50~100ミリ

 線状降水帯が発生した場合は、さらに雨量が増える可能性がある。

◆14日の最大瞬間風速

府北部 25メートル

府南部 30メートル

◆15日の最大瞬間風速

府全域 35メートル

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