【夏の甲子園】 仙台育英 履正社戦のカギは1番橋本の「第1打席」

高校野球夏の甲子園、仙台育英は3回戦で強豪、大阪代表の履正社と戦います。勢いに乗るカギは1番バッター橋本君、その「第1打席」です。

12日の福島・聖光学院との東北勢対決に勝利し3回戦に進んだ仙台育英。

14日の練習では実戦を想定してランナーを置いた攻撃のパターンを入念に確認しました。

3回戦の相手は大阪・履正社。2試合連続ホームランを放っている4番森田君を中心に攻守に隙のないチームです。

仙台育英・須江航監督「丁寧に守ってロースコアで終盤にいけたら初めて勝機があるんじゃないかなと思います」

履正社戦を前に静かに闘志を燃やすのは俊足巧打の1番打者、橋本航河君。

2年生だった2022年夏、1番打者として全試合に出場。打率5割と活躍し全国制覇に貢献しました。

橋本航河選手「今年は最上級生ということで自分たちが引っ張って行かないといけないという中での甲子園なので、去年の甲子園とは少し違う感じはしています」

橋本君は2試合で8打数6安打と絶好調。2試合とも第1打席でヒットを放ちチームに勢いをもたらしています。

履正社との試合でも第1打席で出塁できるかがポイントになりそうです。

橋本航河選手「自分が1打席目で出塁できるとチームに勢いつけられると思うので、自分の1打席目でしっかり出塁して初回からどんどん点を取って自分たちが主導権を握っていい形で試合を運べればと思っています」

なお台風7号の接近に伴い15日の4試合全てが中止、16日に順延です。これに伴い仙台育英ー履正社戦も1日ずれて17日に行われる予定です。

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