台風7号接近で宮城県内 15日にかけ土砂災害など注意・警戒を 航空便欠航も

台風7号の接近が宮城県内にも影響を及ぼしています。15日にかけ大雨になる可能性があり、気象台では土砂災害などに注意・警戒するよう呼びかけています。

仙台管区気象台によりますと、県内は台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、15日にかけ大気の状態が不安定になるとみられています。

雷を伴った激しい雨が降り、大雨になるところもある見込みで、雨雲が予想以上に発達した場合は警報級の大雨となる可能性もあります。

15日午後6時までに予想される24時間の降水量は、いずれも多いところで東部・西部ともに80ミリとなっています。

気象台では、15日の夜遅くにかけ土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに注意警戒するよう呼びかけています。

また台風7号の影響で、県内の交通機関にも影響が出始めています。

仙台空港によりますと14日は、日本航空の仙台ー大阪便とピーチの仙台ー名古屋便など合わせて4便の欠航が決まっています。

15日も日本航空やピーチなどの、仙台と大阪、名古屋、出雲を結ぶ合わせて19便の欠航が決まっています。

東北新幹線や県内の在来線では、現在運休などはありませんが、JR東日本では今後、台風7号の接近に伴い、遅れや運休が発生する可能性があるとしています。

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