「本物の技術を身につけたい」 世界水泳福岡で金メダル 広島出身 水泳の比嘉もえ選手(15)が演技を披露

8月14日は「水泳の日」です。これにあわせて広島市でイベントが開かれ、「アーティスティックスイミング」の金メダリスト、広島市出身の 比嘉もえ 選手が登場しました。

8月13日に開催された「水泳の日2023・広島」。水泳競技の普及や競技人口の拡大などを目指して毎年、東京・大阪などで開催されています。ことしは初めて広島で開催されました。

会場には先月、福岡で行われた「世界水泳選手権2023福岡大会」のアーティスティックスイミング「デュエットテクニカルルーティン」で金メダルを獲得した、広島市出身の 比嘉もえ 選手も参加し、子どもたちとレッスンをしました。

「世界水泳福岡」金メダル 比嘉もえ 選手(広島市出身)
「久々に広島アーティスティックスイミングスクールの子とかコーチにも会えて、すこし懐かしい気持ちがあります。世界水泳について、結果的にはよかったんですが、予選の内容も決勝の内容もまだ不十分な所をたくさん見つけることができた大会だった。課題を理解して次に生かしたい」

フィナーレでは、比嘉選手のソロの演技が披露されました。

また、世界水泳のアーティスティックスイミング・女子ソロのフリー・テクニカル2種目で金メダルを獲得した、乾友紀子 選手と一緒にカープの曲に合わせて演技しました。

比嘉選手は、演技の後、来場者にあいさつをしました。

比嘉もえ 選手
「まだまだ課題が残っているわたしなので、もっと本物の技術を身につけて、世界で戦っていけるようがんばります。応援よろしくお願いします」

現在、大阪の高校に通う比嘉選手は、9月から始まる「アジア大会」にも出場するということです。

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