草花をこよなく愛する主人公が上京し、やがて植物学者としての道を突き進む連続テレビ小説『らんまん』（ＮＨＫ朝ドラ）。８月１４日放送の第９６回では、万太郎が採集旅行で見つけた植物が新種であることを突き止めるシーンが描かれた（以下、ネタバレあり）。
赤い旗を手に息をひそめる寿恵子（浜辺美波）(C)NHK
万太郎（神木隆之介）のもとには、採集旅行で出会った少年・虎鉄（寺田心）からの手紙をきっかけに、小学校の教師からも手紙が届くようになった。一方、万太郎たちが住む長屋では丈之助（山脇辰哉）の結婚や倉木（大東駿介）の就職が決まり、住人たちが去っていく。
３年後、万太郎と妻・寿恵子（浜辺美波）のもとには百喜という男の子が生まれ、４人目も生まれようとしていた。万太郎が友人の波多野（前原滉）・藤丸（前原瑞樹）と再会を喜んでいると、そこに借金取り（六平直政）がやってくるのだった。
万太郎一家や十徳長屋に変化が訪れた今回の放送。終盤にはコワモテの男が長屋を訪れ、寿恵子が赤い旗を掲げたのを目にした万太郎が、「借金取りが来ちゅう合図じゃ･･･」とおびえるシーンが描かれた。
これまで図録の発行や本の購入など、研究費の工面に苦労しているシーンが描かれていただけに、ＳＮＳでは「借金取りの合図が決まってるってことは結構多いのかな･･･」「赤い旗印は借金取りが来てる合図･･･つまり何度もこんな場面に･･･（苦笑）」「ついに借金か」など、万太郎一家を心配する声が相次いでいた。
放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。８月１５日放送の第９７回では、寿恵子が借金取りに対し、万太郎の研究について熱心に語る。
文／つちだ四郎
