台風7号15日午後最接近 新幹線は「計画運休」

台風7号は15日の午後、広島に最も接近する見込みです。新幹線は「計画運休」が実施され、お盆休みのUターンなどに大きな影響が出そうです。

強い台風7号は和歌山県の南東の海上を北西へ進んでおり、15日午後、広島県に最も接近する見込みです。気象台によると中国地方では15日午前から午後にかけて「線状降水帯」が発生する可能性があり、大雨に注意が必要です。

JR西日本は15日山陽新幹線の新大阪・岡山間で終日、運転を取りやめます。また、岡山・博多間でも始発から本数を減らして運行します。14日の広島駅には急遽、予定を前倒しする人の姿もありました。

■大阪からの帰省客

「時間を午後から午前中に2時間早めました。やむを得ないかなと」

■東京からの旅行客

「ホテル延泊できるか東京から来ているんですが、きょうもう帰ろうか迷っている。子どもは泊まりたがってます。台風でもね」「まだいたいです」

予定を変更する利用者のため、14日午後7時台に新大阪行きの臨時列車を運行します。また、16日も一部で運転を取りやめる可能性があるということです。

一方、広島空港を発着する空の便は現時点で通常通り運航するとしています。

《2023年8月14日》

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