「怪談新耳袋 暗黒」で共演の吉澤要人、武藤潤、大倉空人、塩﨑太智、曽野舜太。5人ともホラーが苦手!?

BS-TBSで放送中のジャパニーズホラー「怪談新耳袋」シリーズの最新作「怪談新耳袋 暗黒」(木曜午後11:00)。このほど、8月24日から4話連続で放送するエピソード「人形村」の一般先行試写会が開催された。その後、メインキャストの原因は自分にある。のメンバー、吉澤要人、武藤潤、大倉空人、M!LKの塩﨑太智と曽野舜太によるトークショーが行われた。

「怪談新耳袋 暗黒」は、ジャパニーズホラーのテレビドラマシリーズとして映像や心理的な恐怖に加えて、理屈の通じない恐怖、視聴者の想像に委ねる演出が高い支持を集めてきた「怪談新耳袋」シリーズの最新作。2003年に放送が始まって以降、13年までに6シリーズ(110話)とスペシャルドラマ6作が制作された。これまでに「呪怨」シリーズなどを手掛けた清水崇氏が監督として参加し、ブレーク前の内山理名、大森南朋、要潤、尾野真千子、榮倉奈々、桐谷美玲、大政絢らが主演を務めてきた。

10年ぶりに復活した「怪談新耳袋 暗黒」は、全国を回って本当にあった怖い話を集めた、木原浩勝氏と中山市朗氏による「新耳袋 現代百物語」が原作。これまでに数々のジャパニーズホラー作品に影響を与えた短編集の中から、“闇”をテーマにした新作8本を制作。既に、超ときめき♡宣伝部・菅田愛貴主演「病院に来た子供」、今井柊斗主演「ハトの出る部屋」、染谷俊之とAKB48・下尾みうが共演した「乗客」の3本が放送された。そして、8月17日には、BOYS AND MEN・本田剛文主演の「カズオ」が放送を控えている。さらに、吉澤、武藤、大倉、塩﨑、曽野が動画配信グループ・アンリミッターズに扮(ふん)し、有名な恐怖スポットを突撃取材するエピソード「人形村」を8月24日からオンエアする。

試写会では、一足先に作品を見た観客の悲鳴が会場に響き渡ったが、アンリミッターズを演じた5人が登場すると一変。ため息混じりの黄色い声と拍手で会場が埋め尽くされた。

最初に1人ずつ、「コウキ役を演じました吉澤要人です」「ハヤト役の武藤潤です」「セイヤ役の塩﨑太智です」「リョウ役の大倉空人です」と、順番にあいさつしたところで、高柳光希アナウンサーが間違えて、スバル役の曽野がしゃべるのをさえぎって次にいこうとしてしまい、会場からどよめきが起こる。そして、曽野が「エキストラの曽野舜太です(笑)」と自己紹介をしたところで会場は大盛り上がり。そして「あらためまして、スバル役の曽野舜太です!」と仕切り直したところで、メンバーの緊張感が一気にほどけ、和やかにトークショーが進行していく。

気になっていることがあると言う高柳アナが、「こういう撮影をすると、恐怖体験みたいなのがあると聞きますが、実際にありましたか?」と質問すると、「撮影中になんか映っちゃったみたいなのがありました」と話す塩﨑に、「え、それ言っていいの? それ駄目だって言っちゃ!」と、立ち上がって制する曽野。塩﨑は「記事にもなっていたから大丈夫!」と、スルーして「僕は撮影現場でそんなことはありましたが、日常生活ではありません」と話を続ける。そして、吉澤は「現場に“いのしし注意”という看板があって、めちゃめちゃ怖かったです」と言って、みんな「山だからね~」とうなずいた。

高柳アナから「撮影場所はどちらでしたっけ?」と振られると、また塩﨑が反応し「千葉…」と言いかけて「あれ言っていいのかな?」と不安を口にすると、曽野が立ち上がって「それ言っちゃ駄目だよ!」とまたまたツッコむ。すると「俺、言っちゃいけないこと言ってるヤツみたいになるじゃん」と、塩﨑と曽野が掛け合う姿に笑いが起きた。

気を取り直して、恐怖体験を曽野が語り始め、「僕と空人が最後、人形がいる暗いところに閉じ込められて、真っ暗な状態のままスタンバイしていたんですよ。で、横に日本人形みたいなのが置いてあったり、建物もボロボロでクモの巣が張ってあったりしてずっと怖かったです」と、その時の心境を明かした。そして、「2人で身をこうしながら待っていました」と、隣にいる吉澤にくっついて、その時の様子を再現。大倉は撮影時、外がよく見えていなかったようで、曽野に小さな声で「もうちょっとでカメラ来る? 舜ちゃん、カメラ来たらトントンして」とお願いをして、曽野がトントンと合図をすると、フリーズして人形になりきったという大倉の表情を曽野がまねをして、大倉が「トイストーリーみたいに…」と言って、2人で撮影を振り返った。

続いてマイクを向けられた武藤が、「撮影中は本当に楽しかったです。見てくださる方々の怖がっている表情を想像しながら『どうしたら怖がってくれるんだろう』ということを考えるのが楽しかったです!」と語ると、高柳アナが試写会でみんなが相当怖がっていたことを伝え、会場から拍手と歓声が。その反応には「これ、うれしい。ホントに頑張ってよかった!」と感無量の武藤。さらに、吉澤が会場に「皆さんいかがでしたか?」と問いかけると、会場は温かい拍手に包まれた。

さらに、1週間撮影をして互いに感じたいいところや、完成した作品を見た感想、撮影中のハプニングなどで盛り上がった。本当は5人ともホラーが苦手で、撮影中は怖かったということが明らかになったトークショーの最後は、劇中でやるアンリミッターズのポーズを一緒にやりたいという武藤のリクエストに、会場に集まったファンも賛同。吉澤の「俺たちに限界なんてないぜ!」の掛け声とともに、5人が「アンリミッターズ」と言うと、ファンが「参上~!!」と発し、みんながポーズを決めて笑顔になり会見を締めくくった。

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