万博の海外館、チェコが計画書 韓国に次いで2件目

2025年大阪・関西万博に向け、工事が進む大阪市の人工島・夢洲=7月

 大阪市は14日、2025年大阪・関西万博の海外パビリオン建設に必要な基本計画書が同日新たに提出されたと明らかにした。関係者によると、提出したのはチェコ。各国が自前で建てる「タイプA」の海外パビリオンは建設の遅れが指摘されており、基本計画書を出したのは7月28日の韓国に次いで2件目。

 56カ国・地域が希望するタイプAは、建設業界の人手不足や各国独自の複雑なデザインが影響し、国内建設業者との工事契約締結が難航している。

 日本国際博覧会協会はタイプA希望の国・地域に対し、指定する複数のデザインから希望するものの発注を代行する案を提示。8月末までの回答を求めている

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