King&Prince 永瀬廉&髙橋海人「いちばんの夏の思い出は5人で見た花火、今年の春だけど」

King&Princeが2人になってから初となる今回のインタビュー。より熱く、より自由な髙橋海人(24)と、以前にもましてグループをリードする永瀬廉(24)。力強く進化した2人のまなざしには、決意がみなぎっていました!

「変化することは怖いけど楽しみ」。5月に行われた本誌のインタビューでそんなふうに語っていた永瀬と髙橋。2人になったことでの変化についていま、改めて聞いてみるとーー。

永瀬:メンバーといっても向き合う対象が1人なので、海人との絆は強まりました。今はないけど、いずれはぶつかり合うこともあると思うんです。でも、それも大事だなって。思っていることをお互いに言い合える関係でいたいです。

髙橋:2人のバランスがいいってよく言われるんです。歌っているときもそうだし、ステージに立っているときも。だから、新しいKing&Princeの魅力は、2人のバランスですね、われらの。

永瀬:海人は海人のまんまだけど、今までより自分のやりたいことを言ってくれてるなって感じる。

髙橋:今年の夏は海外でダイビングしたい。グレートバリアリーフに行きたい。魚の宝庫って呼ばれている楽園。魚とたわむれて浄化されたい! 癒されたい!

永瀬:そういうことじゃない(笑)。

奔放な髙橋と、それを笑顔で制する永瀬。2人の掛け合いも、ますます磨きがかかっているよう。夏の話題が出たところで、それぞれがいちばん印象に残っている夏の思い出を語ってくれた。

永瀬:僕はジャニーズに入る前、毎年新潟のおばあちゃんの家に行っていたんです。夏休みの1カ月くらい。近くのお祭りに行ったり、花火を見に行ったり。親戚が集まって、公民館の体育館を貸し切って運動したのも楽しかったです。

髙橋:僕にとっては去年、メンバーと見た花火ですかね。5人で見たんです。贅沢なことに、花火を自分たちだけのために打ち上げていただいて。川を挟んで反対側から、打ち上げ花火がぴゅーんと飛んでいく。迫力があったし、新潟のほうまで行ったんですけど。めっちゃいい思い出になりました。

永瀬:それ、今年だよね。しかも春だし。

髙橋:去年じゃなくて今年だ。今年の春、5人で見られた。でも、花火だから、ひと足早い夏っていう感じで夏の気分を味わえました。

新しいスタートを切ったばかりの2人には、ゆっくり夏の思い出作りをする時間はないかもしれないが、それでもやりたいことがあるという。

永瀬:最近はめちゃくちゃ暑いからどんどん外に出たくなくなっちゃっているんですよ。そうめんが大好きだから、料理は絶対しないけど、家で流しそうめんがしたい。

髙橋:夏祭りに行って金魚すくい大会しようよ!

永瀬:絶対やろう、それ!

髙橋:でも勝つのは俺。魚関連は譲れないです。

永瀬:異論は……、ない。

■5人で見た花火を超える!

とはいえ、2人にとって今年の夏いちばんのイベントといえば、2人になって初のアルバム『ピース』が8月16日に発売されることだろう。

髙橋:王道のアイドル曲もありつつ、自分たちの中で新しく挑戦するジャンルもあって、いろんなKing&Princeを見てもらいつつ、自分たちなりにみんなをピースにできるような曲を集めました。

永瀬:ライブに向けていろいろな曲を盛り込んだから、バランスを含めて、曲選びは海人とスタッフさんと話していちばんこだわりました。僕たちが納得して選んだ曲なので、最後までしっかり聴いてもらえたらうれしいです。

「ライブに向けて曲を盛り込んだ」というとおり、8月27日には全国ツアーもスタートする。今はその準備に忙しいのだとか。

永瀬:最初から全力で心をつかみにいっているので、まず、そこに注目してほしいです。最初から最後までファンの人が喜ぶ形で曲の構成も組んでいます。余裕をもって準備できているので、これからの仕上げに時間をかけられるのも大きいですね。

髙橋:世界観にぐっと引き込む曲があるんですけれど、そのパートに注目してほしいです。けっこう序盤で出てきます。セットも大きくて華やかで、最後の演出も見てもらいたい。ジャニーズのライブのド派手な感じで、そのよさと2人のバランスみたいなものを表現できたらと思っています。

10カ月ぶり、2人になって初めてのコンサートへの期待に胸が高鳴っているファンも多い。そんなKing&Princeの“これから”はどうなっていく?

髙橋:楽曲を通して、もっと自分たちの思いみたいなのを上手に伝えられたらいいなと思っています。作詞もやってみたい!

永瀬:作詞はともかく、より新しいものという感じの楽曲とめぐり合っていきたいね。

1対1で向き合うことで、以前より格段に強くなった2人の絆は、まさに“最強バディ”そのもの!

© 株式会社光文社