【台風7号・15日朝発表】京都への最接近は夕方ごろ 北部はすでに予想上回る雨量に

京都地方気象台

 京都地方気象台は15日朝、台風7号に関する気象情報を発表し、京都府には15日夕方(午後3~6時ごろ)に最接近するとし、暴風や大雨への警戒を呼びかけた。京都府北部の舞鶴市や福知山市、綾部市では、当初の予想を上回る雨量になっており、土砂災害や河川はん濫に厳重な警戒が必要という。

 気象台によると、14日夜の降り始めから15日午前5時までの雨量は綾部市睦寄で207ミリ、福知山市坂浦で148.5ミリ、舞鶴市で107ミリ、京都市中京区で48ミリ。府の観測によると、綾部市や福知山市で300ミリ近くに達した観測所もある。

 当初の予想より府北部で雨量が増え、土中の水分量が増えているため、土砂災害や河川はん濫の恐れが高まっているという。

 また、最大瞬間風速は35メートルを予想しており、不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。

 今後、予想される雨や風は以下の通り

◆15日の1時間雨量 府全域で50ミリ

◆16日午前6時までの24時間雨量 府全域で250ミリ

◆15日の最大瞬間風速 府全域で35メートル

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