風土と融合、木工など展示 西和賀・ツキザワの家で15日まで

古民家の空間を生かしたクラフト展

 西和賀町槻沢の古民家ギャラリー「ツキザワの家」で15日まで、町内の作家5人によるクラフト展が開かれている。風土に触発された木工や鉄工、陶芸の作品が、歳月を重ねた古民家で魅力を放っている。

 町内に工房やギャラリーを構える鉄工の田中正博さん(32)、木工の藤原隼さん(41)、工藤博さん(49)、竹沢直樹さん(70)、陶芸の菊池啓二さん(68)が出品した。食器や箸、花挿しなど丁寧な暮らしになじむ品が並ぶ。

 5人は昨年秋から「N*Crafts(エヌ・クラフツ)」のユニット名で活動。木工と鉄工がコラボしたベンチや椅子の新作も展示販売する。午前10時~午後4時。入場無料。

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