リリア・ヴが初の世界一に 菅沼菜々は15ランクアップ/女子世界ランク

リリア・ヴが初の世界ランキング1位に(撮影/村上航)

女子メジャー最終戦「AIG女子オープン」(全英女子)を制したリリア・ヴが14日付の世界ランキングで前週の6位から1位に浮上した。2023年を43位で迎え、米女子ツアー2年目の今季、4月の「シェブロン選手権」以来のメジャー2勝目(ツアー3勝目)で初めてナンバーワンの座に就いた。

ネリー・コルダは2週でトップの座を明け渡して2位。以下コ・ジンヨン(韓国)、セリーヌ・ブティエ(フランス)、イン・ルニオン(中国)、リディア・コー(ニュージーランド)も1つずつ下げた。地元イングランドで2位フィニッシュを決めたチャーリー・ハルが7ランクアップの9位で初のトップ10入り。

日本勢最高ランクの畑岡奈紗は1ランクダウンの15位、古江彩佳は2つ後退して20位。1ランク上げた山下美夢有が笹生優花を抜いて22位になった。全英女子で11位の岩井明愛が51位から47位に浮上。52位の妹・岩井千怜と日本勢5番手が入れ替わった。

予選落ちした渋野日向子は5ランク下げて66位になった。

国内ツアー「NEC軽井沢72」で初優勝を飾った菅沼菜々が15ランクアップの89位。プレーオフで敗れた神谷そらも150位から114位と大幅な上昇に成功した。

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