週間MVP発表 アはアルトゥーベ、ナはオルソンとロレンゼンが受賞

日本時間8月15日、MLB機構は2023年レギュラーシーズン20週目の週間MVPを発表し、アメリカン・リーグはホセ・アルトゥーベ(アストロズ)、ナショナル・リーグはマット・オルソン(ブレーブス)とマイケル・ロレンゼン(フィリーズ)が選出された。アルトゥーベはキャリア4度目の受賞で、アストロズからの選出は今季3人目。オルソンはキャリア2度目の受賞で、ブレーブスからの選出は今季5人目。また、ノーヒッター達成のロレンゼンは初受賞で、フィリーズからの選出は昨年7月のリース・ホスキンス以来となった。

アルトゥーベは6試合に出場して打率.520(25打数13安打)、1本塁打、6打点、1盗塁、OPS1.373の好成績をマーク。打率.520、出塁率.613、OPS1.373、13安打、9得点はいずれもリーグトップの数字だった。6試合で13安打を放つ活躍で、通算安打数は1993本に。通算2000安打のマイルストーン達成に迫っている。アストロズからの週間MVP選出はチャス・マコーミック、フランバー・バルデスに次いで今季3人目である。

オルソンは8試合に出場して打率.400(30打数12安打)、4本塁打、10打点、OPS1.371の好成績をマーク。出塁率.538、OPS1.371、9四球、25塁打、10得点はいずれもリーグトップの数字だった。4本塁打を加えて今季43本塁打となり、大谷翔平(エンゼルス)を抜いてメジャートップに浮上。107打点と合わせて二冠のトップに立っている。ブレーブスからの週間MVP選出はショーン・マーフィー、マイケル・ハリス2世、ロナルド・アクーニャJr.、オースティン・ライリーに次いで今季5人目。同一シーズンに5度は球団史上最多タイ、異なる5選手が受賞するのは初めてとなった。

ロレンゼンは日本時間8月10日のナショナルズ戦で球団史上14度目のノーヒッターを達成。自己最多の124球を投げ、フィリーズ移籍後の本拠地初登板で快挙を成し遂げた。フィリーズの投手によるノーヒッターは2015年のコール・ハメルズ以来8年ぶり。また、本拠地シチズンズバンク・パークでフィリーズの投手がノーヒッターを達成するのは2010年の地区シリーズのロイ・ハラデイに次いで2人目の快挙だった。

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