かいけつゾロリ どきどき恐竜アドベンチャー【開催レポート】

撮影スポット

こんにちは、恐竜おねえさんこと生田晴香です。夏休み真っ只中の今、横浜赤レンガ倉庫にてゾロリ先生の恐竜イベント「かいけつゾロリ どきどき恐竜アドベンチャー」が開催されているので行って来ました。ゾロリワールドならではの恐竜クイズに懐かしさ満載! レポートしていきます。

連載コラム「 生田晴香、恐竜と生きる 」。福井恐竜博物館 公認恐竜博士、古生物学会友の会・恐竜倶楽部メンバーでもある自他共に認める恐竜ラバーのタレント生田晴香が、恐竜の素晴らしさを隅から隅まで語り尽くす。壮大な歴史とドラマ、未解明の不思議が交差する魅惑の恐竜ワールドへ、ようこそ。- dino.network編集部

かいけつゾロリとは?

『かいけつゾロリ』とは、ポプラ社より出版されている児童書シリーズ。1987年に第1巻が発売されて以来、なんと累計発行部数3,500万部を突破した人気作なのです。小学生を対象にした「朝の読書」人気本ランキングでは、調査開始から11年連続で1位を獲得しているそうですよ。

ほとんどの子どもの頃は絶対に通る道ですし、話が面白く読みやすいので好きな方も多いのではないでしょうか。そんなゾロリが、横浜赤レンガ倉庫で恐竜イベントを開催しているので行ってきました。

ゾロリたちのストーリーを楽しみながら、大小さまざまな触れる化石展示を見たり、恐竜がひそむ森の迷路に入り込んだり、なぞなぞに挑んだりとわくわくするような恐竜世界を冒険しながら、“遊びながら学ぶ”楽しさを体感することができるそうなのですが果たして…⁉︎

いざ!

撮影スポット

夏休み期間中の日曜午後に行ってきました。特に混んではなく、のんびり楽しめそうです。

そもそものゾロリ先生(と呼んでいます)が好きなので、ゾロリ先生のパネルがあるだけでテンション上がります。

まずは、「地球のはじまりから恐竜の時代まで地質学に学ぶ」エリアから。地球の誕生から、どの時代にどんな生物が存在したのか学べます。

太線に注目!

実は現在も第6回目の大量絶滅中なのですが(全然そんな体感ないだろうが)、これまでの5回の大量絶滅の時期などもしっかり書かれているのはいいですね。

大量絶滅といえば鳥類以外の恐竜が絶滅した白亜紀末の隕石が有名ですが、恐竜が誕生した三畳紀の終わりにも大量絶滅の時期があり恐竜はそれを乗り越えているというのもしっかり見てほしいポイントです。

ティラノサウルスやモササウルスの歯の実物化石などが展示してあったり、触れたりもできます。

角竜エリアはトリケラトプスに囲まれるのは嬉しいし、プロトケラトプス赤ちゃん模型もすごくかわいくて仲間入りしたくなりますね。

こちらはステゴサウルスの赤ちゃん模型です。赤ちゃん模型シリーズは、いかつくもかわいいですね。

素敵なイラストとともにナノティラヌスの歯の実物化石、パキケファロサウルスの頭蓋骨、テリジノサウルスの腕の造形模型を楽しみつつ、ティラノサウルスエリアへ。

見てくださいこの口の筋肉! 頭だけでも迫力がすごい! 歯が剥き出しバージョンのティラノサウルスですね。

最近のティラノサウルス復元は、口が乾燥してしまうので唇をつけて歯が剥き出しにならないようにするのが増えてきています。

思いっきり剥き出しの歯の模型は何十年かしたら減っていくかもしれないのでこちらは貴重になるかもしれません。その時その時に出会った恐竜復元を楽しみましょう。

ハドロサウルスのデンタルバッテリーや、アーケロンやモササウルスの海エリアを抜けると「恐竜の森」エリアへ。

動くトリケラトプス、アンキロサウルス、ティラノサウルスがいて、なぜか骸骨もいて迷路風なところです。

ところどころに“おもしろクイズ”も設置されているという、怖楽しい場所となっております。

こちらのクイズ、答えわかりますか?

恐竜イベントのクイズというのは大体恐竜のことについて学べるようにできているのですが、さすがゾロリクイズ!

恐竜の知識関係なくw 頭が柔らかい人が正解しやすかったり地頭が鍛えられるようなクイズが出されています。ゾロリならではという感じで嬉しくなっちゃいますね。

ちなみに答えは「空」です。

大きいうんこボタンを押して、プレイエリアコーナーへ。遊べる種類は3つあったので、「対決!ディノニクス」と「ラプトルハンター」をやってみました。

襲いかかってくるディノニクスにボールを投げて撃退する「対決!ディノニクス」をやってみたところ、1回しか当たらないという低得点事件が…

襲いかかってくるという設定とはいえ恐竜に攻撃をするだなんて申し訳なくてやりにくかったのでこれでよかった、、と自分で納得させます。

素早くタッチするのに必死

襲われているラプトルを助ける「ラプトルハンター」にもチャレンジ! 襲われてるのはラプトルというより竜脚類のようで、それにラプトルが襲っているようです。

全体の様子

恐竜の化石発掘を体験できる「発掘体験プール」は子ども達が何人か入れて楽しそうでした。

おみやげコーナーもあり、遊べて学べて楽しいのでぜひ大人も子どもにも全人類にオススメします。

【イベント情報】
『かいけつゾロリ どきどき恐竜アドベンチャー』
期間:2023年7月15日(土)~ 8月27日(日)
開場時間:10:00~17:30(最終入場17:00)
会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 2Fスペース
入場料:大人(中学生以上)1,300円 / 子ども(小学生以下)1,000円
※2歳未満の乳幼児は無料。
※障がい者手帳をお持ちの方と、付き添いの方1名様は無料。
公式ホームページ: https://akarenga.yafjp.org/event/zorori-dinosaur/

前回の連載はこちら

[展示会中に命名? Ava(アヴァ)と呼ばれる噂の角竜 - dino.network]

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