「ディアボロが上手くなりたい」子どもたちが憧れる妙技

プロから手ほどきを受けながらディアボロの技に取り組む子どもたち(京都府大山崎町)

 京都府大山崎町を拠点に活動するプロのジャグラーからジャグリングについて学ぶ教室が、同町円明寺の中央公民館で開かれた。子どもら約20人が額に汗を浮かべながら腕を磨いた。

 同館が毎年夏休みに開き、京都大出身のコンビでつくる「シンクロニシティ」の「ラガー」こと末吉正和さん(43)、「チャチャ」こと佐々原鉄宅さん(43)が講師を務めた。

 参加者は2人からアドバイスを受け、三つのボールをお手玉のように扱うパフォーマンス、2本の棒の間に張った糸でこまを操るディアボロ、三つの箱の位置を空中で入れ替えるシガーボックスに挑戦。「難しい」と試行錯誤しながら、徐々にこつをつかんでいた。

 第二大山崎小4年の児童(9)は「ボールをキャッチできた時はおもしろかった。ディアボロをうまくできるようになりたい」と笑顔だった。

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