東証、午前終値3万2315円 米株高と円安進行を好感

 15日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反発した。前日の米国株高と外国為替市場の円安ドル高進行を好感した。上げ幅は一時300円を超えた。

 午前終値は前日終値比255円70銭高の3万2315円61銭。東証株価指数(TOPIX)は13.23ポイント高の2294.12。

 前日の米国市場でダウ工業株30種平均など、主要な株価指数がそろって上昇した流れを引き継いだ。円相場が対ドルで下げているのも好材料となった。前日に下落が目立った半導体株を中心に買い注文が広がった。

 朝方発表の23年4~6月期GDPは3四半期連続のプラス成長となったが、株式市場への影響は限定的だった。

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