教室で密かに音楽をシェア 互いに壁をつくる姿も 「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」本編映像

2023年9月1日より劇場公開される、汐見夏衛の同名小説を原作とした映画「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」から、”大嫌い”から始まる青磁(白岩瑠姫)と茜(久間田琳加)の関係性が、次第に近づいていく様子を捉えた本編特別映像が公開された。

映像は、桜の花びらが舞い落ちる中、青磁が茜に対して放つ「俺、お前のことが……大嫌い」というシーンから始まる。次のシーンでは、美術の授業で茜がプリントを手に立つ姿が。この授業は、“他人から見た自分”についてクラスメイトに匿名でアンケートをとり、その内容を発表するというものだ。いつもマスクで本心を隠している茜は、周囲から寄せられた自分自身の印象にホッとするが、その中に心に刺さる言葉がひとつあった。それは「いつもマスクで本心を隠している」というもの。ふと目が合った青磁の不満そうな表情と突き刺さるような視線から、茜は書き手が青磁だと察する。「いつも本心言ってるけど、私」と弁明する茜の姿と、それを見つめる青磁との間に緊張感が漂う。

一転して次のシーンでは、青磁といる屋上で、いつもより柔らかな表情を見せる茜の姿が映し出される。「言いたいことは言って、したいことはしたほうがいいよ」と、いつも本音でぶつかる青磁が茜に言葉をかける。ぶっきらぼうな態度にみえても、今までとは少し違う、優しく包み込むような青磁の姿が見られる。また、続けてひとり言のようにつぶやいた「時間は永遠じゃないから」という青磁の言葉には切なさが垣間見える。

さらに、距離を縮めた二人の、恋の憧れが詰まったトキメキシーンもある。自習中の教室で、突然茜のスマートフォンに送られてきた「この曲、良くない?」という手書きのメッセージ。Bluetoothイヤホンで密かに音楽をシェアして、メッセージをやり取りする二人。みんながいる教室で、直接言葉を交わさないものの、同じ曲を聴き、見つめ合い、ほほ笑む二人の姿が捉えられている。

「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」は、マスクが手放せず周囲の空気ばかり読んでしまう優等生の茜と、自由奔放で絵を描くことを愛する銀髪のクラスメイトである青磁によるラブストーリー。監督は、「劇場版 美しい彼~eternal~」の酒井麻衣。ボーイズグループ「JO1」の白岩瑠姫と、女優・モデルとして活躍を続ける久間田琳加がダブル主演を務めている。

【作品情報】
夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく
2023年9月1日(金) 全国ロードショー
配給:アスミック・エース
©2023『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』製作委員会

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