パドレス・ダルビッシュ有 日本人最多の通算1919奪三振も8敗目

【オリオールズ4-1パドレス】@ペトコ・パーク

借金が6まで増え、プレーオフ進出に向けて厳しい状況となっているパドレスは、今日から本拠地でオリオールズとの3連戦がスタート。その初戦は「全30球団勝利」を目指したダルビッシュ有が5回までに4点を失い、1対4で敗れた。オリオールズ先発のグレイソン・ロドリゲスが7回3安打1失点で3勝目(3敗)、3番手のフェリックス・バティースタが32セーブ目をマークし、ダルビッシュは7回8安打4失点で8敗目(8勝、防御率4.24)。なお、オリオールズの藤浪晋太郎は登板機会がなかった。

有望株ロドリゲスとダルビッシュのマッチアップとなった一戦は、2回表にライアン・オハーンの10号ソロでオリオールズが先制。5回表にはオリオールズが一死からの連打と四球で満塁のチャンスを作り、ガナー・ヘンダーソンの走者一掃のタイムリー二塁打で3点を追加した。反撃したいパドレスは、6回裏にギャレット・クーパーの14号ソロで1点を返したが、ロドリゲスに7回までこの1点だけに抑えられると、8回裏は2番手のジェイコブ・ウェブ、9回裏は守護神バティースタから得点を奪えず、1対4で敗れた。

ダルビッシュは7回81球を投げて被安打8、奪三振6、与四球1、失点4という投球内容で敗戦投手となり、今季8敗目を喫した。オリオールズ相手のキャリア初勝利を挙げることはできず、「全30球団勝利」は次回のチャレンジ以降に持ち越しに。ただし、6回表二死走者なしの場面でラモン・ウリアスを空振り三振に仕留め、通算1919個目の奪三振を記録。これで野茂英雄(通算1918奪三振)を抜き、日本人投手の最多奪三振記録を塗り替えた。

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