台風7号、兵庫・明石付近に再上陸 県内上陸は5年ぶり 

お盆と台風の影響で人けの少ない神戸・元町を、傘を差して歩く人=15日午前9時32分、神戸市中央区(撮影・鈴木雅之)

 気象庁は15日、台風7号が同日午後1時ごろ、兵庫県明石市付近に再上陸したと発表した。兵庫県内への上陸は2018年の台風21号以来5年ぶり。今後、県内を縦断し、日本海に抜けるとみられる。

 台風7号は同日午前5時前、和歌山県潮岬付近に上陸。大阪湾に抜け、淡路島付近を北上していた。神戸地方気象台によると、県内では同日夜遅くにかけて非常に激しい風雨となる見込み。また、同日夜から16日未明にかけて潮位も警報基準を上回る見込みで、県南部、北部とも高潮への警戒を呼びかけている。

 5年前の台風18号では、神戸・阪神間で高潮被害が起き、大阪湾ではタンカーが関西空港連絡橋に衝突するなどの被害が出た。

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