〈レポート〉ワシントンD.C.に今秋放送アニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』キャスト陣&制作陣が集結

人気コミック「七つの大罪」の続編譚として週刊少年マガジンにて連載中の「黙示録の四騎士」を原作とする『七つの大罪 黙示録の四騎士』。本作のアニメ放送を本年10月に控える中、この度、アメリカ・ワシントンD.C.で開催されたアジアのポップカルチャーの祭典「OTAKON 2023」にてトークイベントが開催された。

『七つの大罪-黙示録の四騎士』ティザービジュアル第2弾

イベントには、パーシバル役・小村将さん、アン役・中村カンナさん、担当編集者・松田侑也さん、プロデューサー・岸田拓磨さんが登壇。アニメ制作の裏話や特別映像の上映が行われた。

小村さん、中村さんは初めての海外イベントということもあり、興奮気味に英語で挨拶をすると観客は大盛り上がり。
さらに松田さんが、普段はもったいなくて着用しないというメリオダスとパーシバルが刺繍されたジャケットを披露すると、会場にはより一層大きな歓声が響き渡る。

本作の主人公・パーシバルについて尋ねられると、小村さんは「パーシバルは普段は可愛いキャラで、ムードメーカーだが、いざ戦いになるとキリッとカッコよくなる。その切り替わりを楽しんでほしい!」とコメント。
続いてアンについて中村さんは「典型的なおてんば娘で、リーダーとして頑張りたい気持ちはあるが、ちょっと抜けているところもあり、とてもかわいらしい女の子。でも戦いの場面ではカッコよくなったり、表情が豊かでとても魅力のあるキャラクターです」と紹介した。

それぞれの役作りについて聞かれると、まず小村さんは「この作品はコメディシーンがあったと思ったら、戦闘に移り、さらにコメディに戻ったりと非常にテンポ良く話が進むので、そのテンポ感を見ていて楽しんでいただけるように演じている」と回答。中村さんは「先輩方との戦いのシーンは緊張感がありつつ、でもコメディシーンは和気あいあいとしていて、良いバランスの環境で挑ませていただいている。」とコメント。

続いて松田さんからドニー、ナシエンス、シンの紹介パートへ。
ドニーについては「小心者でおどおどした感じではあり、すぐに逃げ出す。でも、本当のピンチが訪れた時は助けに来てくれて、ヒーローではないけど、応援したくなる、友達にしたくなるキャラクター。逃げ出したりしても、見続けてください。必ず好きになります。とてもいい奴です。」と気持ちのこもったコメント。

ナシエンスについては「ミステリアスでまだ私自身も把握できていない神秘的なキャラクター。薬学に精通していて毒を扱いながら戦うところが頼りになる。」と説明。シンは「言えないことだらけでたくさんの秘密がある存在。この中で一番小さくてペットのような感じ。でもホークのような感じではなく、一番頼りがいのあるキャラクター。秘密はたくさんあるけど、シンの正体を知ったら必ず驚いてくれると思います。」とファンのたちの期待を高めるコメントで会場を盛り上げた。

そしてここで、岸田さんから会場に来てくれた人だけにスペシャルムービーがあることが発表されると、会場のファンからは大きな喜びの声が上がった。

上映された映像では、パーシバルの可愛い表情では笑いが、戦いのシーンでは会場がどよめき、上映後には大歓声と共に拍手が鳴りやみませんでした。
スペシャルムービーにはパーシバル隊を脅かすアーサー軍の映像もふんだんに使用されており、松田さんは「イロンシッドも言えないことが多いキャラクターですが、パーシバルが冒険に出るきっかけを作る、すごく強いキャラクターです。ペルガルドは真っ黒でいかにも敵というビジュアルですが、私も好きなキャラクターで、すごく気のいいキャラクター。コミカルだし、ユーモアもあるし、敵ながら憎めない。」とコメント。アーサーについては「『七つの大罪 黙示録の四騎士』ではすごくキーになるキャラクターで多くのことを語れない。『七つの大罪』の時はとてもやさしく、気のいいキャラクターだったのですが、『黙示録の四騎士』ではキリッとしていて、敵っぽくなって登場する。何を目的として動いているのか、主人公のパーシバルたちとどのようにかかわっていくのか、楽しみにしていただければと思います。」と語っていた。

さらに、今回OTAKONに来れなかった鈴木央先生から、会場の皆さんに向けたサプライズイラストとメッセージがあることが発表されると、さらに大きな歓喜の声が。

松田さんが先生からのコメントを代読。
「イベントめちゃくちゃ行きたかったです。
むしろ行くつもりでいましたが、周りの大人に止められました。
「原稿描きなさい!!」
くそ!!いつか絶対アメリカに行ってやる!!
ではアメリカのみなさん、ごきげんよう。
いつか必ず会いましょう♬」
岸田さんから、「周りの大人」って松田さん?とツッコミが入ると会場からは大きな笑いが。

最後は、じゃんけんで勝ち残った一人に先生の直筆のイラストとメッセージをプレゼントするという粋な計らいも。

プレゼントを手にしたファンは喜びを抑えられない様子でした。終始盛り上がりを見せたトークパネルは大好評のうちに幕を閉じた。

※オフィシャルレポートより

作品情報

<INTRODUCTION>
果てなき世界へ 大いなる運命へ 飛び込め―
“神の指”と呼ばれる辺境の地で祖父と暮らす、優しき少年・パーシバル。
しかし、世界はその安寧を許すことはなかった。
ある謎の騎士・イロンシッドとの出会いが彼らの運命を変え、明らかになる驚愕の秘密。
少年は果て無き旅路へと足を踏み出す。
『七つの大罪』を知っていても、知らなくても楽しめる!!
全世界待望の痛快冒険ファンタジー!!

<STAFF>
原作:鈴木央 「黙示録の四騎士」(講談社「週刊少年マガジン」連載)
監督:小平麻紀
シリーズ構成・脚本:村越繁
キャラクターデザイン:高田洋一
メインテーマ:澤野弘之/KOHTA YAMAMOTO
音楽:KOHTA YAMAMOTO
企画プロデュース:UNLIMITED PRODUCE by TMS
アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム

<CAST>
パーシバル:小村将
ドニー:戸谷菊之介
ナシエンス:島田愛野
アン:中村カンナ
シン:内山昂輝

©鈴木央・講談社/「七つの大罪 黙示録の四騎士」製作委員会

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